長谷川かなえさんは、ゴールデンウィークに仙台から上京し元カレの千葉の
マンションに、泊まりに行った。4月29日の事だった。
元カレはその夜、都内で同僚との飲み会があり、その日はマンションには
帰らず、マンガ喫茶に泊まっていた。


マンガ喫茶には同僚も一緒に行っており、個室ではなくオープンスペースに
いた事が確認されている。


元カレが帰ってきて、マンションの中を見たら、女性は左胸を一突きされ、
布団が掛けられ死んでいた。
長谷川さんの携帯電話がなくなっており、部屋にあった包丁、そして合い鍵
もなくなっていた。
彼女のお金には手がつけられていなかった。


この事件は、まず元カレが犯人ではないかと、疑われた。5月17日号の
「週刊新潮」でもこの事件を取り上げていた。


『元カノが元カレの家に泊まるものだろうか。また元カノとはいえ、自室に
女性が泊まるとなれば、飲み会などさっさと済ませて帰るのが男の性では
ないのか。』
と、疑問を投げかけていた。


謎が多く、すぐには容疑者が上がらず、ひょっとしたら迷宮入りになってし
まうのではないかと危ぶまれた。
犯人が挙がってみると、なんと殺害現場にとても近いところに潜んでいた。
事件現場と同じマンション5階に住む西岡大志(26)が犯人だった。


怨恨の線が強いと推理されていたのだが、犯人は彼女の知り合いではなかった。
ある意味、あれこれ想像したこととはまるで違っていた。


むぅびぃ・とりっぷ-西岡大志

犯人の顔を見て、ぼくがまず思ったのはお笑いの千原ジュニアに似ていると
いう事だ。
何かちょっと不機嫌そうな冷めたような表情が、千原ジュニアとダブって
見える。
サイト:「2ちゃんねる」では、「千原ジュニアと1ヶ月寝不足で目がはれた
橋下市長を足して割った感じだな」と表現しているのもあった。


西岡大志は、東京都新宿区のIT関連会社にシステムエンジニアとして勤務。
月収は手取りで30万円前後あったという。


同僚の間では「仕事熱心」「真面目で優秀」などと評価され、凶悪事件との落差
に戸惑いが広がっている。出身地は大阪府。近所の人や同級生によると、中学
時代はテニス部の主将を務め、高校卒業まで松原市で両親らと生活。
滋賀県にある立命館大のキャンパスで学び、1人暮らしを始めた。


西岡は「自分の仕事はどうなるのか」と心配していたとのことだが、仕事の
心配をしている場合ではないだろうに、彼の気持ちはいったいどこにあるのか?
自分が殺人を犯し、逮捕されたという現実を本当に認識できているのか?
「被害者の遺族には申し訳ない」という言葉も、とってつけたように思える。


「盗みに入りやすいと思い、女性の部屋を狙った」と供述していることから、
元カレ宅を被害者宅と勘違いしていたことがうかがえる。


事件の直後にマンションの住民にインタビューをしているが、そのインタビュー
のなかに西岡大志がいて、その映像がテレビニュースに何度も使われていた。

借金があって、それが動機でしのびこんでの犯行ということだが、犯人が金銭に
手をつけていないので、まだよくわからないところだ。
長谷川さんのそばには財布が残されていた。盗み目的というよりは、暴行目的の
ようにも思えてくる。


事件が本当に解明するには、しばらく時間がかかるようだ。
まだ、西岡大志は本心を語っていないようにも思えるから。


参照:浦安看護師刺殺、元カレ宅を被害者宅と勘違い?

PR:毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記

  あなたのH度、LCがおもしろおかしく検定します♪