6月2日(土)、3日(日)の2日間で『NHKスペシャル・未解決事件』という番組
が放送された。今回取り上げたのは「オウム真理教」。

前回のグリコ・森永事件は、退屈でチャンネルを変えてしまったが、今回は

違った。


麻原彰晃役を演じた古川 悦史も、本人の特徴をよくつかんでいて、みごたえ

のある番組に仕上がっていた。
番組は1回、2回と別れているが、合計で2時間26分。一本の映画にしてもいい

ような出来栄えだった。


その番組をみて、改めてオウム真理教の事を想いだした。ぼくの奥さんとも

あの頃のテレビがオウム一色に染まったことなどを話していた。

その翌日、オウム真理教のニュースが飛び込んできて、驚いた。
『警視庁は3日、地下鉄サリン事件の殺人、同未遂容疑で特別手配していた

元オウム真理教信者、菊地直子容疑者(40)を神奈川・相模原市内で発見、

逮捕した。』


まるで、NHKの特集番組が引き金になったかのようなタイミングの良さ。


まずは、菊池直子の顔が変わった事に驚いた。
まるで別人である。顔の輪郭まで、こんなにも変わることができるのだとは

知らなかった。

でも、中年になってからの顔は、ぼくが前に行っていたクリーニング屋さんの

おばさんにも似ているし、会社の人事の女性にも似ている。
菊池直子の顔と体形は、よくみかける平凡な印象なだけに、今まで堂々と潜伏

できてしまったのか?


ネーミングにも驚いた。
菊池直子は「走る爆弾娘」と呼ばれていたという。一度聞いたら、これは忘れ

られない。

菊地直子は、オウム真理教の「厚生省」に所属し、サリン生成の補助や東京都

知事を狙った小包爆弾事件の製造作業にも関与したとされる。


教団では陸上部にも在籍し、国際的な女子マラソン大会にも出場するなど、

教団の広告塔の役割を果たしていた。
それで、捜査員から「走る爆弾娘」の異名で呼ばれたこともあったという。


そして、次はオウム真理教元幹部、高橋克也(54)が追われている。

勤務先の川崎市川崎区の建設会社社員寮から逃亡したのは、警視庁の捜査員

が到着する約4時間前だったことが6日、警視庁への取材で分かった。


高橋は偽名を使っていたが、同庁がDNA鑑定した結果、建設会社で働いていた

男が本人と確認できた。

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