千葉県浦安市のマンションで起こった殺人事件は、まるで1編の推理小説に
なりそうな、不思議な事件。
その謎の事件とは・・・・・・・。以下、週刊新潮の5月17日号から抜粋していき
ます。


4月30日午前8時5分、「知人の女性が死んでいる」と119番通報があった。
刺殺体で発見されたのは、仙台で勤務する看護師の長谷川かなえさん。昨年、
福島県立医科大(看護学部)を卒業し、念願の看護婦となってわずか1年の
23歳。


彼女は、左胸を一突きされ仰向けで布団が掛けられていた。発見者はこの
部屋の住人、Nさん。
Nさんは同じ23歳で長谷川さんを大学時代に交際していたことのある
元カノだと言っている。


彼はその夜、飲み会があったため、合い鍵をマンションの郵便受けに入れて
午後3時過ぎに出かけている。

飲み会の後はマンガ喫茶に行って、マンションに帰ったのは翌朝7時40分
頃。部屋からなくなったのは長谷川さんの携帯と部屋にあった包丁、そして
合鍵。


元カノが元カレの家に泊まって、元カレが留守の内に部屋で殺されてしまった
ということになる。


「しかし彼のアリバイは成立したというのです。マンガ喫茶には同僚も一緒に
行っていて、個室ではなくオープンスペースにいたことが確認されたと警察
は言っています。県警は捜査方針を大きく方向転換せざるを得なくなったの
では」
(社会部記者)


それでは、長谷川かなえさんの当日の夜の行動は?
「長谷川さんは29日に仙台から上京。都内に暮らす弟と午後11時頃まで新宿
で食事をし、『友達の家に行く』と別れたことは確認済み。新宿から電車で
40分程度ですが、彼女がマンションに着いたのは午前3時頃だったことが
防犯カメラの映像で判明しています」(同)


浦安駅への終電は午前0時19分着。
その後の列車は浦安の4駅手前の東陽町止まりで、0時29分頃。


「東陽町から浦安までは約7キロ。そこから歩いたというなら、3時到着も
ありえますけど・・・・・・。しかも彼女はその後マンションを出て、すぐに戻って
いる。コンビニに行ったのか、誰かと会ったのかは不明です」(同)


だが長谷川さんと一緒に防犯カメラに映っている人物がいたとの発表はない。

まさしく、週刊新潮がタイトルに使ったように、”元カレ”アリバイ成立で
謎が深まっている。

犯人は、元カレと親しい女性か?嫉妬がさせた殺人なのか?それともまるで
予想もつかない人が実は犯人なのか。


参照:最新号目次|週刊新潮|新潮社

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