オダギリジョー(36)主演のフジテレビ・「家族のうた」というTVドラマの打ち
 切りが決定したという。
 初回の平均視聴率が6・1%を記録。以降も第2回が3・6%、第3回が
 3・4%と低迷。

 先月の社長会見で豊田皓社長(66)が同作について「手直ししながら、
 視聴者の支持を受けるように頑張っていきたい」とテコ入れを示唆したが、
 今月6日の第4回は過去最低の3・1%に落ち込み、4話平均も4・2%に。
 連ドラは10話前後放送するのが通常だけに、“短縮”の8話は残念な
 結果となった。

 ドラマは、かつて人気だったが今は落ちぶれてしまったロックミュージシャン
 をオダギリジョーが演じている。
 酒に酔っては女を口説き、目が覚めると記憶がないといった自堕落な生活
 を送っているところに3人の子供が転がり込んでくるというもの。

 
 「ところが放送前に『パパはニュースキャスター』(TBS)の脚本家が、設定
 が酷似していると意義をとなえる騒動が起きてしまった。
 それがドラマの評判に傷をつけたのか、いざ始まると、恐ろしく低い視聴率
 を記録してしまったのです」(制作プロダクション関係者)

 週刊新潮では、「主演のオダギリはピンチですよ。(中略)平均視聴率が
 低かったドラマとしては2003年に真中瞳が主演した『メッセージ』(日テレ)
 の4.4%が知られていますが、それに迫る勢いです。
 この調子だとドラマの主演にはもう声がかからないかも知れません」との
 芸能記者の声を載せている。

 また、日曜日の午後9時台は、花王が長年、メインのスポンサーでもあり、
 社内では”テレビの銀座4丁目”と言われるほどの重要なポジションである
 ことをフジテレビの幹部が言っている。

 でも、ドラマのつまらなさというのは、役者のせいよりはむしろ脚本をはじめ
 いろいろな要素がからんでの結果なので、まるでオダギリジョーの責任の
 ごとく言うのは酷というものである。

 同局によると、第8話終了翌週の6月10日以降の日曜午後9時枠の番組
 は未定。
 7月からは豊川悦司(50)、芦田愛菜(7)がW主演で父娘を演じるドラマ
 「ビューティフルレイン」が放送されるとの事。


 参照:「家族のうた」打ち切り決定…オダジョー無念
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