19. クライヴ・バーカー 「ヘル・レイザー」(1987年)


ホラー映画のなかでは、ヘル・レイザーが一番好きだ。
この映画からは衝撃を受けた。
その「エロ」さといい、「グロ」さといい、「美しさ」といい実にマニアックな

部分と俗化した部分がうまくミックスされている。


クライヴ・バーカーが、自らの小説「ヘルバウンド・ハート」を映像化し、
映画監督デビューしたのがこの映画とのこと。


ルービックキュービックみたいな大きさの箱(パズルボックス)から、光が

射し世界が変わり、顔に針(ピンヘッド)が無数に突き刺さった地獄の
魔導師がやってくる。
究極の快楽が与えられるというパズルボックスを解いた者に振りかかかる、
痛すぎる恐怖と快感を描く。


20. ラリー・ピアース 「ある戦慄」 (1967年)


学生の時に何気に見た、テレビ映画だった。
電車に乗っている乗客が、2人組の強盗をしてきたばかりのチンピラに

順番にからまれて、とてもいやな思いと恐怖を体験する。

とてもシンプルな内容なのに、映画全体にピリピリした緊張感が走りまくり

の103分だった。観終わった後に、あまりに画面に強く魅入っていたため、

グッタリしたのを覚えている。


こんな場面に、もし自分がまきこまれてしまったらと、考えると恐ろしい。

身近でいかにも起りそうな恐怖なだけに忘れられない映画となった。

大きな映画館で、再度見直したい作品だ。


21. リチャード・ドナー 「リーサル・ウェポン」(1987年)


自分の口に拳銃を入れ、まさに自殺しようとしている。
そんな警官のキャラクターを演じたメル・ギブソンがとてもいい。


3年前に愛妻を事故で亡くして以来、自暴自棄になることが多く、市警察
本部でも問題になっていた。そんなマーティンが、家族思いの相棒の刑事

の人柄で、徐々に自殺願望から解き放たれていく。
人間の心の闇の暗さと、温かさと、事件の残酷さと、いろんな要素がうまく

絡み合った秀作だ。


この映画で、メル・ギブソンのファンになった人も多いと思う。


PR:ヘルレイザー ブルーレイ(初回限定生産3枚組) [Blu-ray]

   The Incident ある戦慄 [VHS] [Import]    

   リーサル・ウェポン コレクション(5枚組) 【初回限定生産】 [Blu-ray]