タイタンの戦い 2010年4月23日 106分
監督:ルイ・レテリエ
出演:サム・ワーシントン リーアム・ニーソン
レイフ・ファインズ
6月1日の話しになるけど、映画の日なので会社帰りに映画館
に足を運んだ。
本当は「パリより愛をこめて」が見たかったんだけど、時間が
合わなくて、3D映画の「タイタンの戦いをみた。」
映画が始まるや否や、後悔した。日本語吹き替え版であること
をしらずに選択していた。ぼくは、日本語吹き替えが嫌いだ。
まるで、テレビで映画をみている気分になってしまうのだ。
また、登場人物とその吹き替えの声が、分離した状態を意識して
しまい、ストーリーの中に入り込めなくなってしまう。
この映画のギリシャ神話のストリーも目新しいものはなかった。
簡単に言うと、神の子なのに人間の家族に育てられ、その力を
「神」対「人間」の戦いに使う若者の話し。それをはでに3Dで見せ
場を作って『ハイどうぞ』という作品に思えた。
登場人物のキャラクター設定もシンプル。ひねりも何もない。
そんな、ある意味ぼくには退屈な映画だったのだけれど、この
1点にはしびれた。それは巨大なヘビ女が出る場面だ。
妙な色気と迫力があった。ものすごく太い胴体のへびの体が
空間を舞い、柱と柱の間をぐねぐね動き回る場面はしびれた。
ぼくは、『あの巨大なへび女の体でぐるぐるまきにされてみたい』
但し、本当のへびにぐるぐる巻きは御免こうむりたいけれど・・・・。
ヘビ女というキャラクターだけ独立させて、新しい映画を1本作って
ほしいなぁ。