アンジェリーナ・ジョリーと言えば、ブラッド・ピットの奥さんである。


というように、すぐ伴侶の顔がセットのように浮かぶのは、女優として
は、どうなんだろう?
こちらの勝手な想いで言えば、主演をはる男優や女優は、結婚しているか
否かも、その相手も透明であってほしいところだ。


もっとも、現代の情報社会では無理な話しだし、 アンジェリーナ・ジョ
リーやブラッド・ピットに、透明人間になってくれと言っても、それは
無理であろうが。


ところで、ぼくがアンジェリーナ・ジョリーの名前を初めて知ったのは
「17歳のカルテ」。この映画はとても面白く、精神病院の患者の
リーダー格であるリサを演じた彼女がとても良かった。役そのものに
アンジェリーナが成りきっていて、不思議に色気を感じさせ、とても

パワフルな存在感を感じたものだ。


今日は会社帰りに、あまり買わない雑誌を買った。
ニューズウイーク日本版という週刊誌。表紙がアンジェリーナ・ジョリー
でタイトルが『新作で描いた戦争の現実 映画を超えた使命 アンジェ
リーナ・ジョリー」。

そのタイトルにつられて買った。

記事は約3ページのグラビア含めて、7ページある。
アンジェリーナ・ジョリーの初監督作品は、今月23日に全米で公開さ
れる。


タイトルは「イン・ザ・ランド・オブ・ブラッド・アンド・ハニー」
内容は、ボスニア紛争を背景にしたセルビア人兵士とボスニア人女性の
感動的かつ衝撃的なラブストリーで、2人は戦時下に奇妙な再会を果たす。


『この作品を見たら、たぶん誰でもジョリーを絶賛したくなるだろう』と、
ジャーナリストのジャニーン・ディジョパンニは書いてある。


『「ブラッド・アンド・ハニー」でジョリーが再現したサラエボの街は、
私の記憶にある街とそっくりだ。攻撃を受ける人道支援団体のトラック。

セルビア人に捕まり、何度もレイプされるうちに徐々に正気を失って
いった若い女性。橋を走って渡ろうとする親子を、酔った勢いで狙撃する
スナイパーたち。
この映画は、戦争がもたらす深い孤立を見事に描き出す。』


参照:2011年12月21日号 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
PR: アンジェリーナ・ジョリー 暴かれた秘密