昨日は韓国の女性歌手グループKARA(カラ)の歌をテレビで見た。
スタイルも良くて、とても綺麗で、何気に動いているだけで不思議な
色気が漂う、日本のアイドルグループにはない完璧さを感じた。
でも、正直、彼女らの歌はぼくの心の中には今ひとつ響かない。
今日は、松田聖子の歌をテレビで見た。これがまた心に染みた。
『あなたに逢いたくて~Missing You~』は、何回聞いても、いい歌だ。
まだまだ彼女は綺麗で、歌も日本的な情緒がミックスして飽きさせ
ない。
しかし、こうしてみると自分の好みが、10代から20代前半で、ど
こか固定されてしまっているような心細さや不安も感じる。
ところで、ぼくは車のことはさっぱりなのだが、昔の車の名前にこだ
わる人は、『自分の好みが、ある時期を境に固定されているのでは?』
なんてゆう不安の問いかけを自分にはしないものか?
今、自動車各社が、かつて一世を風靡(ふうび)した車名を復活させて
いるとのこと。
ホンダが軽自動車「Nシリーズ」、日産自動車が高級セダン「シーマ」、
三菱自動車が小型車「ミラージュ」の名前を復活させる。三菱の「ディ
アマンテ」や、トヨタ自動車も新型スポーツカーで、かつてのブランド
復活を検討しているという。
若者の自動車離れが進む中で、当時の人気にあやかり、40代以上の
車世代を呼び戻すのが狙いだというが、各社が同じような戦略でスタート
して思ったような効果が出るものなのか?
車名復活は過去に人気があったブランドを使うことで一定の販売を確保
したいという経営上の「安全策」の面があるとのことだが、逆に考えれ
ば、揃いも揃って冒険をしなくなった結果の安全策のようにも思えてく
る。それは少しさびしくはなかろうか?
参照:栄光再び?! 車名の復活相次ぐ シーマ、ミラージュは決定 レビン、セリカも検討