REUTER(ロイター)のサイトで、「世界のこぼれ話」というニュース
を読んだ。
まあ、世の中には変な人がたくさんいて、この類のニュースには
いつも関心してしまう。
ところで、今回、目を引いたのは、「再送:ロシアで遺体コレクター
逮捕、29体に服着せ部屋に飾る」というニュース。
ロシアの警察当局は、墓から掘り起こした遺体に女性服を着せて自分
の部屋に飾っていた男を逮捕した。
男は墓から盗んだミイラ化した遺体を使って人形を作り、服を着せて
いた。部屋と車庫の捜索で29体が見つかり、中には金髪のかつらを
被せたものもあったという。
男は地元の歴史家で、地名分野の専門家とのこと。現地メディアによ
ると、知人らは男について、一風変わったところはあるが教養のある
人物だと表現しており、人形は一度も見たことがないと話している。
もうちょっと、情報があればいいのだけれど、まあ小話程度の記事。
墓から遺体を盗まれた遺族の方はいい迷惑だろう。それに女性服を
きせたとなると、ちょっと変態的な要素も感じられるし、まあ、遺体は
そっとしておいてもらたいものである。
ところで、そこの記事には過去の記事も含めてのベスト10が並んで
いる。そこの6位が「男性器で絵を描くアーティスト、権威ある芸術賞
に挑戦」というニュース。
自分自身の男性器を筆代わりにして絵を描くオーストラリア人アーティ
ストが、同国内で最も権威ある芸術賞の受賞を目指し、コンテストに
作品を出品したとのこと。
彼の名前はティム・パッチさん。高所得者向け市場への参入を狙うため、
優れた肖像画作品に与えられる「アーチボルド賞」への挑戦を決めた
という。
現地紙シドニー・モーニング・ヘラルドでパッチさんは「ときどき休憩を
取るため、背景を描くには尻を使わないといけなかった」と語っている。
この『男性器を筆代わり』の記事は2008年の2月に書かれた記事。
その、チンチン芸術が、芸術賞を受賞したらもっと有名になるはずだ
から、たぶん落選したのであろう。
その代わりと言ってはなんだが、彼の記事がもう3年半も前なのに
こうして、上の順位にいるということは、彼のその特技が人の興味を
引く、もしくは愛されている証拠であろう。
ただ、身内からの受けはよくないようで、彼の父は、首を激しく振り
ながら「なんてこった」と繰り返すばかりだったという。
