高級別荘地として知られる長野県の南牧村。10月6日に一部が白骨化した
遺体が発見された。
「遺体は茶色の長髪で、女性用のTシャツを着用し、豊胸手術の痕がありま
した。しかし、司法解剖の結果、男性の遺体だと分かったのです。右上胸部
には人魚の刺青があり、長野県警はこの刺青が身元判明につながると考え、
イラストを公開しました」(全国紙社会部記者)
すぐに情報が寄せられ、沖縄県出身の徳原マイケルウイリアムさん(37)
であることが判明した。徳原さんは、今年の夏まで都内のニューハーフヘルス
店で働いていた、ニューハーフ嬢であった。
徳原さんは体と心の性が一致しない性同一性障害を抱えており、性転換手術
を受けたあと男性相手に接客する仕事に就き、都内の店を転々としていたと
いう。
しかし、徳原さんもまさか右腕に入れた人魚の刺青が、自分が殺された後の
身元確認に役立つとは思っていなかっただろう。
徳原さんは人なつこくて明るい性格だったといい、「10月になったら韓国
で歌手デビューする」とも話していた。3月に別の男性と来店した時は、男性
を「お世話になっている事務所のマネジャー」と紹介していた。
10月24日、長野県警は死体遺棄容疑でさいたま市南区、江崎拓史容疑者
(47)を逮捕した。
江崎容疑者は9月上旬、南牧村海ノ口の別荘地に、徳原さんの遺体を捨てた
疑い。容疑を認めているという。
徳原さんが住んでいた東京都豊島区のマンションの部屋は、江崎拓史名義で
借りており、独身の江崎もたびたび部屋を訪れていたとみられる。
江崎容疑者と親交のあった男性が産経新聞の取材に応じた。
(被害者の徳原マイケルウイリアムさんとは別関係の人)
「私も『一緒に住もうよ』と何度もいわれたが、断っていなかったらと思う
と怖い」。男性はこう切り出した。
この男性は、豊胸手術などをしており、女装をして台東区内の風俗店に勤務。
客として訪れた江崎拓史容疑者に気に入られ、何度も関係を迫られたが、
別の交際相手がいたため断ったという。その後は、江崎容疑者の車でドライ
ブに出かけたり、資金提供だけを受けるパトロンのような関係を続けていたが、
1年前に「(縁を)切った」。
江崎拓史は平成15年5月、東京都内の有名生活雑貨店に中途で入社。
商品管理、物流を担当していた。同社広報担当によると、遅刻や欠勤もな
く勤務態度はまじめだったという。
昨年6月には商品統括部の部長に昇進。男性に名刺を渡し、自慢げだったと
いう。男性は「江崎さんは『妻が芸能人だから、僕が洗濯をやっているんだよ』
と言っていたが、きもい(気持ち悪い)人だった」と振り返った。
しかし、この男性の言い分は何か自己アピールが鼻について、少々うさん
くさい。だいたい豊胸手術などをしており、女装をしている男性も、一般の
感覚で言えば、『きもい(気持ち悪い)』人に含まれる場合が多いはずだ。
自分で自分の首をしめるかのような発言。
参照:「私も江崎容疑者に迫られた」ニューハーフの男性が証言 長野別荘地遺体遺棄
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椿姫 彩菜