1984年に製作された映画「パンツの穴」が、「女の子ものがたり」
の森岡利行監督のメガホンで映画化されることになったという。
人気グラビアアイドルの篠崎愛が主演を務める。


パンツの穴と言えば、菊池桃子のデビュー作だ。
実はこの映画には思い出があって、僕がむか~し昔、ちょっと好き
になった女の子に、最近みた映画を聞いたら、この題名が返って
きた。
「パンツの穴? なんちゅーオバカっぽい題名だ!」
と、あきれたことを覚えている。


でも題名がなんであれ、内容がふざけていても面白ければ、それは
映画として充分な役割を果たしているわけだから。

思えば、「おっぱいバレー」なんてゆう綾瀬はるかの観に行きにく
い映画の題名もあったし。


これなんかも内容は実にシンプル。先生のおっぱいが見れるかもしれ
ないというオバカ丸出しの欲望に素直に突っ走るバレー部の学生の
物語だった。
この映画は予想よりも面白くて、楽しませてもらった。


「おっぱいバレー」は、原作者の水野 宗徳(みずの むねのり)氏が

ラジオの構成作家をしていた時代に聞いた話を元にしている。
番組中の電話で男子バレーボール部の顧問をしている女性教師から
聞いた「優勝したら部員におっぱいを見せる」という話をモチーフに
高校バレーを取材して創作されたという。


ところで、「パンツの穴」。

映画化は5回されており、最後は『パンツの穴 キラキラ星みつけた!』
というタイトルで1990年に製作。

今度、21年ぶりに映画化される今回、主演を務める篠崎愛は2006年に
「週刊ヤングジャンプ」の「制コレGP」で準グランプリを獲得。


主演抜てきについて、「かつて菊池桃子さんがデビューした映画と知り、
また映画初主演のプレッシャーが重なって大変です。演技経験は少ない
けど、堂々と演じたいなあと思っています」と意欲を語っている。


「パンツの穴」は、「月刊BOMB!」の人気の読者投稿コーナーで、
エロティックな体験の悲喜こもごもが語られている。

映画はオリジナル脚本で構成されている。

今作では 『両親の別居に伴い田舎町に引っ越してきた女子高生と、

男子高校生3人とが織りなす性と青春のハートフルストーリー』

との事。