ぼくはお笑いコンビ「Wコロン」の「ねづっち」がこれほど騒がれる理由がまっ
たくわからない。
ねづっちの謎かけというスタイルは、頭の中だけで生み出す言葉で、動きも
伴って笑わせる芸人に比べて、インパクトが弱い気がするのだ。
ぼくからすると、お笑いとしてのパワーは、「江頭2:50」の方が数倍上に思える。
しかし、「江頭2:50」に関して、いなかに帰った時に、母親に感想を聞いてみる
と、「なんだか可哀そうな人」という答えが帰ってきた。
これでは聞いただけで、なんだかこっちまでさびしくなってくるではないか。
しかし、妻も子供も「ねづっち」はスゴイ!と、手ばなしの持ち上げよう。反面、
「江頭2:50」に関しては、ゲテモノ扱いでまったく評価してくれない。どうにも
意見が合わず困ってしまうのだ。
そのねづっちは紅白にも出て、このような謎かけを言った。
「紅白歌合戦と掛けまして明るい夜道と解きます」
そのココロは?
「どちらも伝統(電灯)があり、輝きを放ちます」
ぼくの感想は「ふ~~ん。」というような感じ。
1月13日号の週刊新潮では、『会心の謎掛けのハズが無常にも会場は沸か
ず、完全にすべってしまったのだ。』と、書いてあった。
「リハでは即興であんなに笑いを取っていたのに」と芸能記者も残念がった
とのこと。
6日に買った、週刊新潮には「悪魔の人名辞典」という特集読み物も掲載され
ていた。これが、面白い。
そこでも「ねづっち」が出ていて、宗教組織に所属していることをネタにされて
いる。
まずは、ねづっちの紹介で、
「古式ゆかしい寄席芸「なぞかけ」を信心で蘇らせた芸人。 「整いました!!」
の掛け声に続いて、電光石火でなぞかけを解く東京漫才の
正統派だが、漫才協会だけでは飽き足らないらしく、某宗教組織にも所属。
ねづっちとかけまして
池上彰のニュースの解説を解きます。
そのこころは「”そうかっ(創価)!”と膝を打ちたくなります。」
参照:最新号目次|週刊新潮
|新潮社