コンバンワ。
『今朝は9時過ぎまで寝ていたから、いつもより3時間以上
多く眠っているはずなのに、どうしてこんなに眠いのか?』
などと思いながら、今これを書いているところ。
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一時期、ねこ鍋というネーミングがはやった。
何のことはない。鍋に猫を入れて写真を撮るというだけ。
いや、詳しく言うと、ねこ鍋はニコニコ動画に投稿された
動画が元で、数百万回の再生された。
その後DVDが発売され、キャラクター商品が出て、カレ
ンダーなども発売とか、いろいろあるらしいけど、それは
ここでは割愛。
猫が大好きな人ならともかく、Gのように猫にどちらかと
いうと、可愛らしさより「気持ち悪さ」を感じてしまう
者にとって、その「ねこ鍋」というネーミングはあまりに
気色悪い。 ![]()
それは、そのネームングから実際に猫が、鍋料理された
場合の想像にむすびついてしまうから。
これは、考えたくない。
人間鍋よりも猫鍋のほうに、気色悪さをより感じてしまう。
1975年というと、今から34年も前の事件になるが、
12歳の巣山和利くんが、4月2日・夜8時ころにフロに
出かけるといったまま、4日になっても帰らない事件が
あった。
犯人は脅迫状を子どもの家に配達した。刑事が指定の駅に
張り込んだが、犯人は現れなかった。
4月9日、犯人の父親が、自宅床下に子どものバラバラ死体
があると中野署に届け出た。
調べたところ、床下からガラスの容器に入った子どもの
首を発見。捜査本部は犯人の林耕太郎(26)を逮捕した。
逮捕してから、警察が近所の人からの聞き込みに回った。
近所の人の話を統合すると彼は、「男の子ばかりを可愛が
り、道を歩いている子どもをいきなり抱きしめたり、フロ
屋やソロバン塾などで言葉たくみに男の子に近づき、家に
連れて行ってはヘンな可愛がり方をしていた」というのだ。
さらに、林耕太郎は異常な猫好きで、多い時には20匹、
事件前にも12匹の猫を飼っていた。ところが、和利くん
を殺すのに先立って、この12匹をことごとく殺してし
まった。そのうちの半分近くは、自分で食べてしまったと
いう。
ここの部分で、ぼくの頭は何かぐらぐらしてくる。
ねこ鍋というイメージでおののいていたが、実際に猫を
食べてしまう人がいたということで。
この事件は、「報道できない超異常殺人の真実」(竹書房
文庫)に掲載されていた事件の一部。
世の中には信じられない異常な欲求や欲望を持つもの
が、いるということを再認識させてくれる本だ。
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