井口昇監督の「ロボゲイシャ」を見た。
井口昇監督は、とにかくぶっ飛んだ「スカトロAV」を撮るので、有名な
人だった。
それでは、昔に書いた井口昇監督の作品を紹介。
ビデオのストーリーを紹介します!
女の人は、あこがれの先輩の家に招かれる。しかし急に便意
を感じる。
が、さすがにあこがれ先輩の前では、
もじもじしていて、その自然現象の欲求を伝える事ができない。
先輩が部屋を留守にした。とたんにがまんができなくて、
部屋一面に排泄物をまきちらしてしまう。
(ここで、トイレにいきゃーいいじゃん!などとゆう事は考
えないよーに)
その人は困り果てた。何事もなかったようーにできないか?
そこで名案!その撒き散らした大便を食べちゃえばいいんだ。
彼女は、部屋の中をお口で舌できれいにかたずけてしまう。
あこがれ先輩がタイミングをはかったかのように帰ってきました。
先輩は聞きます。「その口でもごもごしてるのは何?」
彼女はいいます。「チューイングガムよ。」それを実証するか
のごとくうんちで風船を口でムギュムギュして作ってみせます。
先輩は彼女と情熱のキスをします。
そのうんちをキスでもらいます。先輩、思わず
口から「ぶは!」っとウンチ逆噴射!
拍手をしたい熱演!
いやーエグイ映像でした。ストリーもチープな味わいたまら
んの傑作。
井口昇監督のメーカーV&Rプラニング作品です。
女優は卯月妙子さんです。
(ハンニバルのお母さん(ぅんんん・・グロぃ))より。
過去の傑作すかとろ・ビデオの話はともかくとして、
映画・ロボゲイシャの点数は55点くらい。
しかし55点の影には何か爆発しそうなすごい才能が眠って
いる。部分、部分のインパクトはすごいものがあるのだ。
お尻から刀が出たり、手裏剣が出たり。
脇のしたから出る機関銃などというのも面白かった。
下半身が戦車となって、普通車をビュンビュンおいこして
走っていくのも、映像的に奇妙な面白さがある。
全て、変身して機械化するよりは、体の一部を残しているほう
が、なまなましさを残す。
惜しむべきは、全体を通した内容に面白みがかけてしまって
いた事だ。
それに、あんなにビデオの世界で、独自の女性に対するエロ
な想いの表現を磨いた人が、今回の映画では、その危険な
マニアックな女性に対する想いを、封印したかのように禁欲的
な映画になっている。
次回の作品に期待というところだろうか?
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お次は最近はまった本。
真中優多の「つめたいセックス」を読んでいる。
「風俗を渡り歩いた日々を綴る衝撃の極私小説」と、本の
帯に紹介文が載っている。
タイトル通りに、セックス描写が読んでいてつらくなって
くる場面が多い。
セックスが労働になった女性から見た、『男のエゴ』具合が
限りなく哀しい。
その哀しさの中でも、逆に妙に人間味を感じさせるのが
ある男が風俗嬢にお願いするエピソード。
「ウンコしてくれへんかな」
「・・・・・・・・・・・・」
「他に何もしなくていいから」
この続きは、改めて別の日に書こうと想っている。