斉藤綾子の「欠陥住宅物語」

斉藤綾子の文章が好き。
特にHな部分がぼくにはたまらない。でも、うちの奥さんに
読ませたら、「SEXの描写が出てきて私はもういいや・・・」
と、思ったという。本はぼくの元にすぐ戻ってきた。

ぼくは斉藤綾子のSEX描写がとても好きなのに、妻とのこの
感性の違いはなんなのだろう?もちろんこの本は、ほとんどの
文章が住宅に関しての事でSEXに関する事が主ではないのだが。

たとえば、こんな文章が出てくると、彼女には嬉しくも何ともないだ

ろうけど、「ヨ! さすが!綾子ちゃん!」と、

斉藤綾子に声をかけたくなってくる。

実際の私はと言えば、電車に乗っている時も、喫茶店でひとり
お茶をしている時も、常に隣に居合わせた男性の、脇の下に
鼻を突っ込みたい衝動に駆られている。


チョコレートの包み紙を毟り破く勢いで背広を剥ぎ取り、シャツ

のボタンを外すのももどかしく、肌着ごと一緒くたにして首の

辺りまで捲りあげるのだ。


そして、万歳の格好をさせて、脇の下に顔を埋め込み、生温かく

馨しい臭いを放つ窪みに、うっとりと鼻孔を密着させる。

そうやって腋毛に鼻の穴を擽られ、汗ばんだ恍惚の臭いに
身を委ねれば、不幸の沼から私は軽やかに抜け出せるはずだ。
                (欠陥住宅物語から抜粋)


いやあ本当に彼女の言葉は、フェチっぽくていいなぁ。


欠陥住宅物語/斎藤 綾子
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シッコ、コーヒー、そしてシッコ、コーヒー

ぼくの休日の過ごし方はまるで閉じこもり。
ひたすらパソコン三昧。そしてコーヒーが好きで我ながらよく
飲む。


そして当然おしっこに行く。

そしてコーヒー
シッコ、

コーヒー、

シッコ、

コーヒーの連続。

夕方になると、さすがにパソコン疲れ。グタリとするも、また
コーヒーまたまたシッコで、 体から水抜き、 

んで・・・
またコーヒーで体に補充。

まるでコーヒーを体に流し、それを黄色の液体に変えるだけの
循環器だ。
シッコと共にぼくの精力も性欲も生命力も抜けていってるかの
よう。