● 『エスター』 2009年/アメリカ/カラー/123分

孤児院から養子を引き取りに行って、「年齢より大人です」と
紹介された絵の好きなエスター。
その描いている絵がなかなか綺麗でシュールで面白い。もっと
じっくり見たいと思った。


絵と共に、もう一度、見直したいのはエスター本人の顔。
最初に見たときから思ったのだが、本当に奇妙で
忘れられない顔をしている。実は可愛いほうに入る
のだろうけど、その可愛さを封じ込める固さが表情の
中にある。この映画の内容から言っても、適役だった。


この映画の成功は、このエスター演じたイザベル・ファー
マンの独特な個性にあると思う。
彼女は7歳のときにカートゥーン・ネットワークの

『Cartoon Friday』に出演。その後いくつかテレビシリーズに

ゲスト出演し、『ゴースト ~天国からのささやき』での演技に

よりヤング・アーティスト賞にノミネートされた。


これから先が楽しみのような気もするが、『エスター』以上の

はまり役に出会うのは難しいかな?


● 古本マニアと「飽食窮民」


○ 読んだつもりで読み終えていなかった。
「古本マニア雑学ノート」唐沢俊一著。
古本オタクのエピソードと唐沢の集めた珍本の紹介が面白い。

大阪に行く新幹線の中で読む。こうゆう面白い本があると、移動
時間が苦にならない。


○ 過食症について書かれているノンフィクションを読む。

ぼくが読んでいる本は「飽食窮民」。斉藤茂男編著
なぜ過食に、はしるかを精神的側面から追っている。


以前、起きたゲロ事件の女性が過食症だったという。
そのゲロ事件とは、ゲロをポリ袋に入れてゴミ出しして捕まった
事件。1年間でゲロ2トン、袋に入れ違法廃棄していた。27歳
の薬剤師。


---------------------------------------------------
  ここからは個人的な記録なので、無視してください。


・ひさびさのトップページ100超(サイト訪問数)はうれしかった


・無視される苦しみというのを、毎回あじわせてくれる人が
 いる。その男は挨拶しても、無反応でその人の言葉に対し
 笑っても、こちらを見ない。そしてぼくの回りの他の人には
 親しげに言葉をかけるという実にみごとに徹底しているのだ。


◎ カチ!

パソコンに向き合った状態のままで、
奥歯をかみしめて、いつもより力をこめて
噛む!

カチ!と、音がすると脳波が無線で僕のパソコンに飛んで行く。

今、その瞬間に目で見ている風景がJPGファイルとなって、
パソコンに旅だつ。

僕の目玉はデジカメになった。奥歯はシャッターだ。

でも、ぼくの目の前にはパソコンのディスプレィ。
平板なパソコンの画面がパソコンに旅立っただけ。

自爆だ!!!!

カチ! 
自分のカラダの時限爆弾に歯でスイッチを入れる。
ぼくはこっぱみじんになって
部屋中に散る。