10月3日から公開ということで、ちょっと楽しみにしている映画が
「ロボケイシャ」。
芸者に富士山、忍者、天狗、ロボット等、日本的なアイテムをふんだ
んに盛り込んだ痛快アクション・コメディとの事。
謎の組織に拉致され、冷徹な殺人芸者に育成された少女ヨシエが
主人公。
ところで、ロボゲイシャとはロボットと芸者の合体か?
志垣太郎や竹中直人も出てなんだか楽しそうだ。
二人とも何か日常からずれたような奇妙な面白さがあるから。
ところで、監督の井口昇。
前作のアメリカ資本で撮られた過激なアクション映画『片腕マシン
ガール』(2007)で、海外にもカルトなファンを持つ監督との紹介。
しかし、ぼくはもうひとつの井口昇の作品郡を知っている。
検索したら、わかると思うが彼はとてもたくさんのアダルトビデオの
監督をしている。
それも美女のスカトロ系のものが多い。
よく「いやし系の監督」などと、紹介している文章を読むと、本当に
彼の作品を見ているのかな?と、疑問を感じてしまう。
まあ、それはともかく井口昇は才能あふれる人物なことは間違いない。
それは、彼のブログに最近書いてある松江哲明監督の映画「あんにょん
由美香」の感想などにも窺がえる。
ぼくもこの映画を見たが、実に井口昇は的確な批評を展開している。
以下、その「あんにょん由美香」の批評を抜粋。
だけど鑑賞後の印象はかなり複雑だ。死ぬ気で撮ってないだろ松江、
と正直思ってしまった。そうしなければ この作品の存在意義がないは
ずなのに。
冒頭、かって林由美香さんに松江監督が「松江君、まだまだだね」と言
われたエピソードが出て来るが、何故これをキーワードに描いていか
なかったのだろうと最大の疑問がのこる。
でも作品の中心になるのは林由美香さんが出演した「韓国AV」だ。
僕は松江君がそれを見てこだわったり疑問に思う事 が 全く興味持て
なかった。
もっと恥をかけ!映画「由美香」さんの再現をやるならラストと同じ
ようにラーメンにウンコ入れて松江君が食べてゲロまではくべきだ!
これはふざけてるんではなくて本気の意見だ。本当のドキュメンタリ
ストだったら、そこまで惨めな姿をさらすべきじゃないのか?
まだ若いんだし徹底的に恥をかく全身全霊映画を作って欲しいよ。
参照:【改訂版】直井君、松江君はまだまだだったよ!
井口昇
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