ウルヴァリン:X-MEN ZERO 原題:X-Men Origins: Wolverine
2009年/アメリカ映画
監督:ギャヴィン・フッド 脚本:デヴィッド・ベニオフ ANDスキップ・ウッズ
出演:ヒュー・ジャックマン リーヴ・シュライバー ダニー・ヒューストン
ドミニク・モイナハン ライアン・レイノルズ リン・コリンズ
2006年の作品「X-MEN2」。
この作品は、映画館に息子と見にいったのだが、途中で寝てしまった。
息子の方は、きちんと最後までみていたようだ。
だから、雑誌で「X-MENのすべてはここから始まった」というあおりで、
「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」を紹介されていても、ぜひ観たいとは
思わなかった。
ところが、2点その気乗りしないぼくの気持ちを変えることがあった。
一つは映画「彼が二度愛したSの」のDVDを観て注目した、ヒュー・
ジャックマンが主役だという事。今回のストリーは彼に集中的に焦点が
合った映画で、他のメンバーがやたらばらばらに登場しない内容に思
えた。
もう一つは、「X-MEN」「X-MEN2」と続いた監督のブライアン・シンガー
とは違い、今回の「X-MEN ZERO」の監督はアカデミー外国語映画賞を
受賞した『ツォツィ』のギャヴィン・フッドだという事。
監督が違うと、同じシリーズものでも、ものすごく面白い映画に化け
ることがある。
今回、それでためしに・・・と思い観た。
正解だった。ヒュー・ジャックマンの暑苦しいまでのあごひげ。鍛え
上げた肉体。手からニョキリン!と、飛び出す三本の刃も凄かった。
刃が引っ込む場面も、本当に手の骨の中にでも消えていくようで、その
リアルさがすばらしかった。
ヒュー・ジャックマンは、マッチョな体を作りあげた苦労をこう語って
いる。
「コミックのウルヴァリンは超マッチョだけれど、今回は「ケープ・
ファイアー」のロバート・デ・ニーロのような研ぐ済まされた雰囲気
を出したくて、これまでにないほどシェイプ・アップした。
筋肉増強剤を使わないナチュラル・ボディビルという方法でやったん
だど、死亡や塩分をカットしつつ山ほど食べて、1日に2回のトレー
ニング。全然楽しくなかったよ(笑)」
男くさい映画だが、中には印象深い女性も出ている。
全身をダイヤ化する女性というキャラクターが良い。これはゴージャ
スでいいものだ。もう少し、出番を増やしてほしかったぐらいだ。
女性といえば、戦いから離れてカナダの山奥できこり生活を送ってい
たローガン(ヒュー・ジャックマン)が初めて愛した女性・女教師
ケイラ役のリン・コリンズも独特の詩的な雰囲気を感じさせた。
化粧コテコテの人工的な美しさとは別のきれいさを感じた。
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