サブウェイ123 激突   原題:The Taking of Pelham 123 
                 2009年/アメリカ映画


監督:トニー・スコット  原作:ジョン・ゴーディ
脚本:ブライアン・ヘルゲランド 
出演:デンゼル・ワシントン ジョン・トラボルタ 
   ジョン・タトゥーロ ルイス・ガズマン


本作は、1974年の地下鉄サスペンス「サブウェイ・パニック」のリメイ
ク作品との事。監督は「トップガン」「ドミノ」「デジャヴ」のトニー・スコット。

監督名や出演者からは期待がもてるのだけれど、リメイク作品と
聞いたとたんに僕の映画を見たいという気持ちが、半減した。

リメイクと聞くと、脚本にするいいアイデアがないから、昔のアイデア
に乗っかって楽しているようなイメージがある。

やはり、映画はオリジナルの脚本で勝負してほしいと思うからだ。

しかし、ネットで見た人の感想を読んでみると、なかなか良い評価を
している。影響されたすい僕は、『気持ちが半減している』などとぼや
いていたわりには、節操のないことに、見に行った。


オープニングから、ひきつけられるものを感じた。
都会のビルの風景、地下鉄の風景、音、それらの光景が微妙にブレ

ながらプロモーションビデオのように映像が進んでいく。
この新鮮な映像には驚いた。


突如ハイジャックされたニューヨークの地下鉄が舞台。
ライダー(ジョン・トラボルタ)と名乗る男が人質19名の命と引き
換えに、残り59分で1,000万ドルを市長に用意させるよう要求してくる。
「指定時刻を1分過ぎるごとに人質を1人ずつ殺す」と宣言する。


交渉役に指名された地下鉄職員・ガーパー(デンゼル・ワシントン)は
事件解決の手掛かりを探り始める。
命をかけた二人の頭脳戦が始まる。


ライダー演じるジョン・トラヴォルタの悪役のはまりぶりが見事。
ヒゲ面の表情がもろに悪人顔に仕上がっていた。


僕が印象深かったのは、地下鉄職員・ガーパーと奥さんとの会話。
これから、ライダーの指名により、ハイジャック犯と対面するために
ヘリコプターに乗り込む直前のこと。ガーパーが妻に電話する。


その時に奥さんが、生きてかえれないかもしれない彼に「帰りにミルク
を1ガロン買って来て」と、電話で会話するのが良かった。


その何気ない日常的な電話の会話から、奥さんの「彼が生きて帰れる
ことを望む、祈るような願い」がそこから、感じられた。
(ちなみに、1ガロンは3.78リットルだから、けっこうな重さ)


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