7つの贈り物   2009年/アメリカ/カラー/123分


監督:ガブリエレ・ムッチーノ 

出演:ウィル・スミス、ロザリオ・ドーソン、ウディ・ハレルソン

「ある男が生きる意味を問い直そうとする脚本のコンセプトに驚いた」
というウィル・スミスが、主演と製作を兼ねている。


国税庁職員のベン(ウィル・スミス)は、人々に7つの贈り物をする計画
をたてていた。正体を隠して彼らに接触し、ベンの意に沿う人物か
確かめる。「合格」だった場合は、彼らの人生を変えるほどの”贈り物”
をする。候補者の一人である心臓に病を持つエミリー(ロザリオ・ドーソン)
と出会いある決意をする。


このエミリーとの出会いが重いテーマーの映画に花を添えている。
お互いに気持ちが惹かれていくようすが、ゆっくり描かれている。むしろ
女性のほうが積極的で、ベンの煮え切らない態度にやきもきしている
様子が微笑ましかった。

「私も昔はセクシーだったのよ」と、エミリーはユーモラスにベンに言う。
確かに最初の身なりに気を使ってない登場のときより、どんどん綺麗に
なっていく。


エミリーとの出会いの他では、ブルーの色で水の中で揺れているクラゲが
印象的だ。このクラゲが映画の中で深い意味を持っている。
映画の最初のシーンでベンが盲目の男に電話をしている。その部屋で、
筒状の水槽にクラゲが、ゆらゆらゆれている。

ベンが12歳のとき、美しさに魅了されたというハブクラゲ。このハブクラゲ
は手放さず、仮の住まいのモーテルにまで持ち込む。


ハブクラゲについて調べてみた。
このクラゲは外国のクラゲなのかと思っていたら、沖縄や奄美に生息する
クラゲとの事。刺されると死亡することがある。刺されると激痛になり、まれ
に呼吸困難を起こすことがある。

6時間後に水泡、12時間後には壊死を引き起こす。沖縄市の一部など、
ハブクラゲ侵入防止網が設置されており、それがある海岸では注意が
必要だという。

あの、ふわふわで、生命力もはかなげに見えるクラゲにそんな毒があると
いうのは、驚きだ。


映画を見終わった後、『自分は他人の不幸を目の前にしたときにどれだけ
自分の持つものを、その人に与えることができるのか?』
ということを考えてしまった。彼の場合は、自分が起こした事にたいする
つぐないの意味もあるのだろうが・・・。
何か個人の内面に静かに問いかけてくる映画だ。


参照:ハブクラゲ - Wikipedia


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