鮫鰐通信 -3ページ目

鮫鰐通信

バリで5年暮らした後スラバヤ駐在の旦那サマと結婚。スラバヤ生活5年半を経て、2016年4月末に本帰国しました。
       島が変われば品変わる。フリーライター系駐在員新妻のスラバヤあれこれ、時々猫とバリ。

本帰国が決まってすぐ、私たち夫婦は引越し屋さんのMさんにアポをとりました。
それより前から連絡はしていたのですが、いよいよ本格的なスケジュールと手続きの内容を打ち合わせしようということになったわけです。

Mさん(在留邦人のスラバヤ-日本の引越しのほとんどを手がけていると思われるエキスパート)にお願いできるのは、インドネシア出国側の手続きです。日本入国と、シンガポールの乗り継ぎ検疫の手続きは自分たちでやらなければなりません。

打ち合わせメモから拾うと、
・まずかかりつけの獣医さんに健康診断してもらって、健康診断書(自分で作ったフォーマットをプリントアウトして持っていく)にサインをもらう

・アイルランガ大学の獣医局で健康診断&血液検査、健康上問題ないという書類を作成してもらう

・かかりつけ獣医のサイン入り健康診断書(4~5通)、
 アイルランガに出してもらう書類、
 日本の検疫の「届け出受理書」(いわゆる40日前申請の受理書。受理番号が入っています)、
 飼い主のパスポートコピー、
 blue book(母子手帳みたいなもの。ワクチンの履歴が書いてある)の全ページコピー、
 Bio Bestの狂犬病抗体価証明書のコピー、
 マイクロチップ読み取り証明書、
 猫本人の写真
をMさんに預ける。

・書類を畜産局スラバヤ支局に提出、リコメンデーションレターを出してもらう

・それをさらにジャカルタの畜産総局に提出→2~3週間で輸出許可書が出る

・輸出許可書の有効期間(30日)以内にインドネシア出国。出国前48時間以内にかかりつけ獣医に健康診断をしてもらい、日本の検疫書類(いわゆるForm C)にサインをもらう

・出発の空港で最終検疫。Form Cに裏書きをもらう→すぐ日本の検疫にメールして内容チェックしてもらう

・出発

というのが流れ。

3月半ばにバリ旅行を控えて、3/2に人間の引越し見積もりでMさんに我が家に来てもらった時、「今後のスケジュールを…」と話していたら案外カツカツであることに気づき、その日の翌日にはかかりつけ獣医で健康診断、そのまた次の日にはアイルランガ…と、にわかにバタバタしだしたのでした。

時間軸でまとめると、

3/2 Mさん(人間の)引越し見積もりで我が家へ
3/3 私、よんを連れてかかりつけ獣医へ。健康診断してもらって、証明書にサインをもらう
3/4 朝一でアイルランガ大学獣医局へ。健康診断&採血
3/16 アイルランガからのリコメンデーションレターが発行される
→ジャカルタの畜産総局での手続きのため、引越し屋さんのジャカルタ支店へ書類発送
4/8 ジャカルタで輸出許可書取得 → スラバヤへ発送 → 私の手元へ

それぞれの日々の出来事は別記事で。
アイルランガでの血液検査の結果が出るのに、想定の2倍の日数がかかることが行って初めてわかって、Mさん共々慌てましたが、まあなんとかなりました。

レターが出れば、あとはジャカルタでの手続きなので私にはまったく見えないところで話が進みます。輸出許可取得までは、書類提出から2週間は見ておかないと、ということでした。
犬や猫を外国から日本に連れて帰る場合、日本での検疫が最重要ポイントになります。

検疫スクショ

http://www.maff.go.jp/aqs/animal/dog/import-other.html

ほらね。やること超いっぱい。

具体的には、

・マイクロチップ埋め込み(予防注射と同時でも良い。ただし、マイクロチップが埋め込まれた状態で接種すること)
・1回目の狂犬病ワクチン接種
      ↓(1回目の接種日を0日として30日以上空けて)
・2回目の狂犬病ワクチン接種
      ↓
・採血(2回目のワクチン接種と同日でもOK)
      ↓
・血液を農水省が認める検査機関に送って、血液検査
      ↓
・血液検査の結果がOK(抗体値0.5IU/ml以上)なら、採血した日を0日目として180日間待機。
      ↓
・採血日から180日以上経った日を選んで帰国便決定(飛行機の手続きについては別途)
      ↓
・日本入国の40日前までに、到着する空港の検疫所に「輸入申請」。
      ↓
・帰国

という流れ。
1回目と2回目のワクチン接種に1ヶ月空けなきゃいけないのと、180日の待機期間で時間を食うわけですね。

ウチのお猫様「よん」の場合、実は2012年に一連の流れをやったことがありました。マイクロチップ埋め込んで、2回注射して、採血して、血液をイギリスまで送って、検査結果が出て、180日待機したことがあったんです。
その時は引越し屋さんのクラウンラインさんに頼んで、スラバヤの検疫局の獣医さんがその都度家まで来ての処置でした。
「2年の間には本帰国になるだろう」という見込みがあってやったんですが…辞令出ず。採血の時もんのすごく大変だったので、「もうよんにあんなツラい思いはさせたくない」と、血液検査の有効期間が切れるぎりぎりのタイミングで私だけ帰国しようかと考えたこともあったんですが、旦那さん的に転機が来たこともあり、居残りました。

なので、よんにはもうマイクロチップは装着してありました。
というわけで今回はワクチン接種から。

・2015年8月11日に1回目の狂犬病予防接種
・2015年9月16日に2回目の狂犬病予防接種
・2015年10月9日に採血
・2015年11月半ば、検査結果届く
・採血日から起算して2016年4月6日には帰国可能に

ということになりました。
検疫所の手引きには、2回目のワクチン接種と採血は同日でも可となっています。が、私がお願いした動物病院のドクターが「ワクチンの効果がきちんと結果に出るように、2回目の接種から10日くらいあけたほうがいい」と言うので、日をあけました。きっちり10日後じゃないのは、私が旅行に行っていたからだと思われます…。


さて、私がワクチン接種などでお世話になったのは、Gaia veterinarian という動物病院です。

日本の大学の獣医学部に留学していた獣医さんがいるということで、まずは私だけで「日本に連れて帰る検疫の手続きってここでもできますか」と聞きに行きました。
以前取った検査結果の書類、blue bookと呼ばれる母子手帳のようなもの、一時帰国の時に羽田でもらってきた、ペット輸入検疫のパンフレット(日本語・英語)と参考になりそうなものは全部持って。
すると、書類に目を通して流れを理解したドクター、「これ、イギリスの検査機関だよね。ウチからだと、一旦血清をジャカルタの機関に送って、そこからイギリスに送る形になるんだけど、この(書類に書いてある)ジャカルタの獣医、知ってる人だから電話して聞いてみるね」とちゃっちゃか電話してくれました。
その時は相手が不在で回答得られずだったのですが、ものの1時間もしない内に「連絡取れたよー。ウチでできるから、いつでも連れておいで」と電話をくれました。ぱちぱちぱち。やったー。
このクリニックを作ったのは彼らの先生である日本人獣医師だそうで、難しい症例やわからないことなどは「日本の先生に聞く」と言っていました。検疫の手続きについても、「わかんないことあったらセンセイに聞くから、大丈夫」。

以前クラウンさんにお願いした時には、クラウンの日本人スタッフMさんが、獣医さんとの連絡やらスケジュール調整やら全部やってくださいました。
今回は、節約の意味もあって(笑)、血液検査の結果をもらうところまでは自分でやることに。
よんの性格からして、動物病院に連れて行くとおとなしーーーくじーっとしてるけど、家に獣医さんが来ての処置だととにかく暴れる、というのも要因でした。前回暴れに暴れて1ml摂るのに1時間以上かかった採血も、病院に連れて行けばすぐ済むだろう…と踏んだわけです。

病院でのよん

そんなわけで1回目の注射。
ケージに入れて外に連れ出すと、車の中ではにゃんにゃか賑やか。でもクリニックに入った瞬間、こう↑。時折心細そうに「ぅなー」と言う以外は、大変おとなしくしていました。

blue book中身

ワクチン接種の記録をつける、通称「blue book」。ワクチンのラベル、ドクターのサインが重要

1回目、2回目と順調に注射が終わって、10月6日。
採血中

採血中。
読み通り、よんは病院ではがっちがちに体を強張らせて、ただただじーっとしていました。
GAIAのドクターのホールディングが的確だったのもあって、無事一発終了!

実はその後すぐに電話がかかってきて、「血清にしたら量が足りないって言われたから、大変申し訳ないんだけどもう一回採血させて」と言われ(最初の採血で2mlくらい採ったのに!)、クリニックにとんぼ返り…。
さらに3日後、「ジャカルタに送る途中で血清の状態が悪くなっちゃったみたいで…本当に申し訳ないんだけどもう一回」と電話。最終的に家までドクターが来てくれて、うちのリビングで採血。でもこの時はおとなしかったなあ。ウチの冷凍庫に大量にあった保冷剤をこれでもかと持たせて帰しました。


というわけで10月9日に採血、血清にしてジャカルタの検疫機関経由でイギリスのBio Bestという検査機関へ。11月中旬には、「検査結果の書類来たよー」とGAIAから連絡がありました。

血液検査結果

黄色いシートがイギリスから送られてきた検査結果。
狂犬病抗体値が0.5IU/ml以上必要なところ、よんは3.08IU/mlで楽々クリア!

はー、とりあえずこれで、180日待てばOK。
その間に人間にはまだまだ色々やることがあるんだけれども…。
よん

ウチのお猫様。「よん」といいます。

どうやら本帰国になるっぽい…? いや、まだどうかな…。
という微妙な状況だった2015年6月頃。一時帰国で会社に顔をだした旦那さんにそういう話があるかと思いきや、なかったそうで…汗
なんだよそれー、ウチ猫いるから、本帰国になるなら早く知らせてくださいって言っといたのに~~~。

ここで声を大にして、海外に駐在員を置いてる会社の上の方の人たちに告ぐ!!!!
いいですか、任期をはっきり決めないで海外赴任させるなら、せめて本帰国の目処が立ったら早めに、とにかく早めに知らせてください。
特にペットがいる家庭には!!

日本に犬や猫などの動物を連れて帰るには、最低でも8ヶ月前からの準備が必要なんです。
例えば4月1日付けの辞令で4月に帰ってこいって言うんなら、前の年の8月には1回目の狂犬病予防接種をしないといけないんです。1月に言われてもアウトです。一緒に帰れません。

だからね、いいですかー、来年には帰任させよっかなーっていうペット連れの駐在員がいたら、とにかく早く、もうなんだったら1年位前には、「来年帰任な」って言ってやってください。
振り回されるのは家族(ペット含む)です。


ウチは幸いにしてと言うかなんと言うか、旦那さんの会社の上の方の方達がスラバヤにいらした折に、直接「ウチ猫がいて、最低でも8ヶ月以上前から準備始めないといけないんで、早く知らせてください」と伝える機会があったので、そりゃもうしっかりしつこく言ってました。毎年。
ペットを飼っている方だったので、私の気持ちをわかってくださったらしく、「まあ、準備しといてください」とこそーっと言ってくださったりしたのですが。

でも2015年の一時帰国の時にはっきりしないって言うんですもの、ええーー、ですよ。
ペットの日本への輸入手続きで一番時間を食うのは、血液検査とその後の待機期間です。
次の記事で詳述しますが、狂犬病予防注射×2、採血、血液検査、待機期間180日で8ヶ月かかるわけです。
でも、その血液検査がOKなら、検査自体の有効期間は2年(採血日から起算)あるんですね。

つーことは。
2015年9月に準備始めて、採血してから2年だったら2017年までいける。
よし、もう準備始めよう。

「来月から、よんの検疫の準備始めるから」と旦那さんに宣言したのが2015年7月。

2016年4月に帰任になると仮定して、ちょっと早めの2015年8月には1回目の狂犬病予防注射に行こうと決心したのでした。

びろーん

「なんのこっちゃ」とごろごろするよん。

2016年4月26日、本帰国いたしました。

 

直に交流のあったお友達にはもちろんちょっと前に伝えてあったのですが、ブログ上では事前の予告なく、突然のお知らせになってしまいました。

スラバヤの情報源として当ブログを読んでくださっている方が私の想像以上に多いことはうっすら聞いているのですが、旦那さんの辞令に伴うことでもあり、あんまり事前に発表しちゃってもなあ…どうしようかなあ…とぼやぼやしているうちにあれよあれよと飛行機に乗る日を迎えてしまい、お知らせのタイミングを逸してしまったのです。

 

さて、一時帰国以外では実に11年ぶりに日本の地を踏んだわけですが…

 

4月の日本、寒いです。ガーン

 

私がいるのは首都圏なのですが、いやはやもうなんていうか、寒いです。

昨日なんて風が強くて強くて、乗ってる車が揺れるほど。

一昨日は1日中しとしと雨降り(霧みたいにさーーっていう雨。いかにも日本ぽい、と思いました)でとにかく寒くて、見かねた母が「暖房入れていいわよ」とガスヒーターの電源を入れてくれる始末。

 

当然着るものもなくて(なんせ11年ぶりの春の日本)、せっせとアウトレットモール通いをするも、すでに夏物ラインナップ。

 

頼みの綱のユ○クロも、エアリズムだのドライだの速乾性だのUTだのと、とにかく夏仕様。

店のおねーさんたちとも「まだまだ寒いので長袖を買いに」「寒い…ですか? 今日とか半袖で来てよかったーって思いましたー」と話合わず。

 

だーめだこりゃ。
私、耐寒性で言ったらまるで役に立たないヒトになってしまったようです。

とほほ。

 

でもまあ、

帰国して1食目が「三割うまい!」でおなじみのぎょう満だったりとか、

 

回転寿し入ったら生ビールがプレモルだったから思わず昼から飲んじゃったりとか、

 

しのつく雨のなか池袋に行ったら、どこからかハンバーグの匂いが漂ってきたので目に付くお店に入ったらなんとこの写真の内容で税込680円というお値打ちっぷりで「日本…アメィジング」と思わず目をむいたりとか、

 

楽しくやってます。まだ一時帰国みたいなテンションなので、服買いすぎたり乾物見ると「わかめ…4袋…いや、5つ…?」とか1年分の量を計算し始めたりしちゃってますが、だんだん落ち着くでしょう。

 

スラバヤを離れるにあたって、いろんな方々から「ブログ、どうするの?」と聞かれました。情報源として、読み物として楽しみにしてくださっている方が本当にたくさんいてくれたんだな、と嬉しい気持ちでいっぱいです。

 

当面は、引っ越しネタ(猫を連れて帰ってきてるので、その手続き関係など)や、スラバヤを離れる前に行ったウブドでのネタがたまっているので、それらを徐々に書いていこうと思います。

その後は、スラバヤのネタが仕入れられなくなる(取材に行けなくなる)ので、更新はストップすると思いますが、何年かはアーカイブとして、ブログ自体は残しておくつもりでいます。

 

今しばらくお付き合いください。

クディリのおいしいケーキ屋さん、パティスリー アフマドアリス宇田川さん、2016年4月のスラバヤ配達決定でーす🌸
今月のスペシャルは、なんと桜のケーキ🌸
{D24D7242-B5D9-4A43-B03A-6E4A8B5E4F3C}

ピスタチオのムースにいちごとフランボワーズのジュレを合わせたという大変春らしい色合い。中にはサクッとしたチョコレートが入っていて、食感も◎。
日本産の桜の塩漬けをあしらって、ほんのり春の香りのする一品です。
これは食べねばー!

例によって配達の概要は以下。

配達日:2016年4月23日(土)

予約受付:2016年4月9日(土)  AM9時~
予約締切:2016年4月17日(日) PM12:00(午前中いっぱい)

*十分な品揃えを心がけてはおりますが、万一品切れの際は先着順で締め切らせて頂きますことをご容赦下さい、とのこと。

予約販売の形で、締め切りまでにオーダー→各指定アパートメントロビーにて受け取り&支払い。

配達時間と場所は注文状況に応じて、ルート決定後にお知らせ。大枠は以下です。

・午前8時頃-Ciputra World
・午前10時頃-Puri Matahari
・午後12時頃-Puri Darmo
・午後1時頃-LenMarkMall周辺のアパートメントのどれか

注意配達2日前まではキャンセル料はなし。
注意仕入れの都合上前日キャンセルから全額負担。

最低予約金額:1注文あたりRp.20万以上 → 例えばお友達と合算して20万以上になればOK。
その際、受け取りと支払いは1箇所で。
箱を分けることは可能なので、代表者が注文時に指定してください。

予約方法:
・FB inbox(Messenger)
・E-Mail: patisserie.au@gmail.com
・LINE
メールがない方は直接電話でも受け付け
電話:店:0354-688-689
日本語直通:0813-3330-0957
受け取り方法:各アパートメントのロビーもしくはお近くのアパートにて、代金と引き換えに受け渡し致します。
当日の仕入れ状況により商品の内容やデザイン等が多少変更する場合がございます、とのこと。

メニュー希望のお客様は送りますので、AUさんに直接ご連絡ください。

プリンの瓶、回収してます!
蓋付きの状態で返してくださいねー。

さあさあ、今月も楽しみ~♪