この日のウブドは快晴。日本の晩秋のように、ぐっと下がった気温と澄んだ空。気持ちのいい空気です。肌寒く感じる程で、朝食の時はパーカーを羽織りました。
10時にはお迎えがきて、12時半頃にはヘアメイクが始まります。なので、お昼ご飯をどこかで食べる余裕はありません。「しっかり朝食を摂ってきてくださいね」とコーディネーターさんにも言われましたが、さすがに15:30からの式、その後ウブドに戻って来るまで何も食べられないとなると、キツい…。それに旦那さんはお昼過ぎまで身支度とかしないわけだし、おなかすいちゃうよね、というわけで、朝食後APベーカリーに行って、サンドウィッチやらパンやらを買い込みました。
私はボリュームとスタミナ重視でチキン&チーズ、旦那さんはツナサンドと卵サンドにカレーパン…と量多め。
前日の便で来た旦那さんのご両親に持って来てもらった2人の衣装やら指輪やら、忘れ物がないか何度も確認して、これまた時間より早く迎えに来てくれたティルタの車に乗って出発

この日はなんと道ガラガラ。かなり余裕を持ったスケジュールだったのに、きっちり1時間半くらいで着いてしまいました

クタを過ぎた辺りでサンドウィッチを食べて、軽く腹ごしらえ。
式場に到着したら、ウェディング・バトラーさんたち(バリ人)が「本日はおめでとうございまーす
」と、お花を撒きながら出迎えてくれました。すごーい
思いがけないお出迎えに、一気に目が覚めたようになってテンション
すぐに控え室へ通されます。
予定よりだいぶ早く着いたので、思いがけず控え室でゆっくりする時間が長く取れるとのこと。
ホテルの1室のような控え室(シャワーまでついてます)に、ものすごくざっくりした普段着で座っていると、なんだか場違いなような…
巨乳ガネーシャタンクトップだし、足下ビーサンだし…
すぐにウェルカムドリンクが供されて、プランナーさんが挨拶に来て下さいました。「早かったですねー!昨日はなんだったんでしょう」とお互い言い合って、持って来たものの確認とお部屋の中の案内をざっくり。
ウェルカムドリンク。
カシスベースでいい香り
グラスの縁に飾られたスターアニスがかわいい
スターアニスは形も香りも大好きなので、嬉しいデコレーションでした。 でもスターアニスの香りって、胃腸の動きを促進する作用があるんですよね…ますますおなか空いちゃう…
テーブルの上のこのボックスは、
「ティルタからのプレゼントです」とのこと。プランナーさんがお部屋を出てから早速開けてみたら、
ペアのカップとコースターでした。ティルタマーク入り!!
お部屋に備え付けてある冷蔵庫のリフレッシュメントは、フリー。
ドレッサーにはメイク道具がスタンバイ。
そわそわと落ち着きなく、こっちを開けたりあっちを覗いたり。
控え室からの眺め。いいお天気です。
私たちが到着した丁度その頃、11:30~の挙式が始まりました。でもチャペルの方からは目立つ(耳立つ?)音は聞こえて来ません。そんなに離れてるわけじゃないのに、プライベート感が保たれるようになってるんですね~。
この日はこの11:30~のカップルと、私たち(15:30~)の2組だけだそうで、なんとなく控え室周辺にもゆったりした空気が流れているように感じました。
12時半前、ヘアメイク・アーティストの方がいらっしゃいました。Kさんという日本人女性です。すごく細い!顔ちっちゃい!!というのが第一印象。
ガウンに着替えて待っていた私、早速髪型とメイクのイメージの相談からスタートです。
ドレスは日本からのレンタルだったんですが、その貸衣装屋さんで試着をした時に、さくさくっとアップにまとめてくれたのがいい感じだったので、写真をお見せして「こんな感じで頭の形が良く見えるようにしてください」とお願いしました。
決まらなかったのはメイク!
髪をホットカーラーで巻かれてサザエさん的なビジュアルになって、化粧水の浸透の為に顔中にコットンを張られた状態でKさんが持ってらしたカタログや資料をぱらぱら…
でも全く分からないんです。Kさんに「変身したい感じですか、それともナチュラルな感じ?」と聞かれて、「せっかくだから変身したいような…でもあんまりバチバチにしちゃうってのもいかがなものか…」と更に悩んだり。私の中で唯一はっきりしていたのは、「アイメイクは控えめに
」という点だけでした。私は目が大きい方らしいんですが、成人式の時、同じように全くのノー・イメージで美容師さんにお任せしたら、おでこを出されてやたら目が強調された顔になってしまったんです。写真館で撮った写真は、「ぱかっ」と音がしてるんじゃないかと思う程顔が全面に出ていて…。あの過ちだけは繰り返すまい、と思っていたんです。最終的に「ナチュラルだけどメイクしてるっていうのは分かる程度に、ツヤ感も出しすぎずマットにもしすぎず、目は最低限のメイクで」ということに落ち着きました。「ドレスの雰囲気が『オトナかわいい』感じなので、そういう感じで…」と最後に弱々しく付け加えてみたり

でも流石プロ、私が伝えるぼんやりした好みやイメージをぴぴっと拾って、上手く仕上げて下さいました

Kさんはティルタの専属で、ここでの勤務は3年目とのこと。毎日のようにやってくる一見さんに、一生もののヘアメイクをしなきゃいけないなんて、すごいプレッシャーと責任ですよね…。
ヘアメイク中、フォトグラファーのSさんとビデオカメラマンさんがやってきました。フォトグラファーのSさんとはお友達。今回敢えて式場の契約カメラマンではなく、持ち込みにしてSさんにお願いしました。Sさんはいつも笑顔を絶やさず、控え目且つ爽やかという近年稀に見る好青年。Sさんの撮るウェディング・フォトは、どこかすっと澄んだような空気感があるんです。数々の有名隠れ家ヴィラの公式撮影も手がけてらっしゃるだけあって、バリらしい雰囲気を汲んだ作品多数。公式HPはこちら~。
Sさんとはお知り合いなんですか?とKさんに聞かれて、そうなんです~、とお答えしたらそこから私がバリに住んでいた話になって、ウブドの話になって、「ウブド行ったら絶対アンカサ行っちゃうんですよねー…で、絶対明太子カルボナーラ食べちゃうの」とKさん。分かります~~~!!他にもいっぱいおいしいお店あるし、アンカサにだってハンバーグとか他のパスタとか色々あるのに、悩んだ挙げ句結局明太子カルボナーラ食べちゃうんですよね!!と意気投合しちゃいました。
その頃サメヒロくんは、ゲスト待合室のセッティングに。
戻って来てお着替え。男性は着替えだけなので身支度あっという間に完了。
私もヘアメイクが終わって、お着替えです

控え室内にある着替え室で、付添人のバリ人スタッフちゃんに手伝ってもらいながら着替えます。膝下までのストッキング、ブライダル用のガードルとビスチェ、パニエとドレス。
ドレス姿で着替え室を出る時、ちょっと緊張しました。試着の時にも旦那さんにはドレス姿を見せなかったので、このときが初お披露目だったんです。カメラマンさんもいるし…こういう時ってどんな顔したらいいのかわからないですよね~~~

姿見の前に座って、肩や背中、腕に日焼け止めを塗ってもらいます。
ネックレスとイヤリングを着けて、最後にKさんがヴェールをセット。
ヴェールを着けると、一気に「花嫁度」が増しますよね。周りの空気が変わると言うか。ドレスだけだとただの白いドレス姿、とも取れますけど、ヴェールはやっぱり花嫁だけのものですものね

この後敷地内のお庭やチャペル前でのフォトツアーへ。ゲストも続々到着しているので、あちこちから「うわー!」という歓声を浴びながらの撮影でした

ほんの30分程だったと思いますが、旦那さんは開始早々汗だくになってました。私は肩から背中から出てるので「やっぱり乾期だなー、風が涼しくて気持ちいいなー」と思ってたんですが、三つ揃いのタキシード姿はさすがにきつかったみたいですね…

そして12cmヒールもキツかったです。普段ビーサンで生活しているひどい外反母趾の私に、エナメルのハイヒールっていうだけでも難関なのに更に12cmヒールって
この時は転ばないように、ドレスの裾を踏まないように歩くのに必死だったので、歩き方なんて頭から消えてました。後からDVDを観たら、まあなんてかくかくした歩き方…(滝汗)。悔やまれる唯一のポイントでした。一旦控え室に戻って、本番までしばし休憩。ヒール?もちろん脱いでスリッパでぺたぺた歩きましたとも!
(結婚式本番編につづく)







