
アラブ・ストリートはその名の通り、アラブ系の人々が暮らしたりお店を持っていたりするエリア。マレー系の人々も多いです。ブギスから歩いて5分くらい。目印は

きんぴかのサルタン・モスク!
このモスクの裏側に、ブッソーラ・ストリートやハジ・レーンという小道があって、そこにマッチ箱を並べたような色鮮やかなショップハウスが建ち並んでいます。ブッソーラ・ストリートはこの5年程ですっかり観光客向けのお土産物屋さん街になりました。私が初めてここを訪れた時よりカフェやレストランも増えて、増々街歩きが楽しくなりました。
ここへ来たら必ず寄るのがこちら

Jamal Kazura Aromaticsです。
アラブ系の人々は、街を象徴するモスクが示すようにイスラム教徒が多いです。ムスリムのその数多い戒律の中に、アルコール厳禁、というのがあります。これは飲むのに限ったことではなく、肌につけるのもダメ。だから、香水もアルコールで希釈してあるものは使えません。そう、アラブの香水は、正確には「香油」。肌に優しい植物油をベースに、エッセンシャルオイルで香り高いブレンドを作り上げます。
バラやジャスミンと言った一般的な花の香りも、ヨーロッパのものに比べるととろりと甘く、底に沈んだような重みのあるテイストながら、すっきりしているのが特徴です。華やかでただひたすらふわふわと甘いローズの香りが苦手、という方は案外多いですが、アラブ系のローズなら大丈夫かも。私はここで各種ローズをブレンドしたものを嗅がせてもらって、ローズに対する印象が変わりました

エッセンシャル・オイルには元々アラブ諸国原産の植物が使われることが多く、エキゾチックなブレンドも豊富。どの香油も想像力をかき立てられる魅惑的な香りなのです

香「油」なので、アルコールベースの香水のようなスプレータイプのアトマイザーは使えません。ガラスの棒に取って、ちょん、と手首につけて、延ばして身につけます。こんな仕草も女性らしくていいですよねぇ♪
ガラスや陶器工芸が発達しているアラブ諸国、当然香油瓶も凝りに凝っちゃってます。
私がこのお店に来る最大の目的、それはエジプトから直輸入されているハンドメイドの香水瓶!!

きゃーー

赤、ピンク、薄いブルー、ターコイズブルー、エメラルドグリーン、イエロー…フォルムは何通りかで決まっているようですが、ハンドメイドのため一つとして同じカーブ、同じ丸みのものはありません。
初めてこのお店に行った5年前、私はもうすっかり夢中になってしまって、香油選びも合わせてたっぷり1時間半居座ってしまったものです。一番小さいサイズでSG$12、写真のがその上のサイズでSG$15。きりがないので、1回にひとつだけ、と決めて、シンガポールに行く度に一つずつ増やそう、ということにしています。
ああ、それにしても素敵。こんなに女子心をくすぐるアイテム、他に中々ないと思う…!以前は日本人というと珍しがられましたが、勉強熱心な店員さん達、接客用の日本語を憶えるという地道な努力の甲斐あって、今はかなり日本人のお客さんが増えているそうです。今回私が瓶を選んでいる間にも、2組の日本人観光客がお買い物をしていました。
私は今回も迷いに迷って、一目ボレした碧の瓶を30分程じぃっと吟味して、やっと一つに絞ってお買い上げ。でもスラバヤのウチに戻って飾り棚に並べてみたら、今までに集めたのも青とかエメラルドグリーンとか似た色ばっかりでした…。ピンクとか紫とかにすればバランスが取れたのになあ。
本物のフランキンセンス(樹脂!日本で買ったらいくらすることやらーーー!)や、各種エッセンシャルオイルも置いてあって、居座ろうと思ったらいくらでも居座れちゃう。しかもここのスタッフ、なんにも言わないのに香水瓶買うと絶対、香油の小さいお試しボトルをおまけしてくれたり、さりげなくディスカウントしてくれたりするのです。あーもー、次回のシンガポールでもまた絶対行っちゃう!次はピンクとか紫とかにしようっと♪