キーボードの最高峰と呼ばれるリアルフォースを購入したので、使用感や気付いた注意点等を書きます!

そもそもリアルフォースってなんだよ!

という方もいると思いますので一言で言うと、世界最高峰のキーボードです。
東プレというコンビニのATM等に搭載されているテンキーのスイッチを製造している会社があり、その会社のキーボードブランドがリアルフォースシリーズです。

数少ない日本製でATMに採用されているだけあり品質や耐久性は最高峰の名に相応しい出来です。
その一方値段が少々お高いので一般的なPCユーザーは名前すら知らない方が大半だと思います。しかし商品の詳細などを見てみると逆にコスパが良いとまで見えてきます!

  リアルフォースシリーズ

リアルフォースの中にもいろいろな種類があります。
R1 初代リアルフォース
R2 二代目リアルフォース
R3 最新の三代目リアルフォース、初の無線モデル有り
R3S デザインがR2で所々R3の機能が付いている廉価グレード
GX ゲーム向けに開発されたリアルフォース

と、ややこしいですが簡単に説明すると最新のスペックがR3で、その廉価グレードがR3S、ゲーム向けがGXとなっています。
このシリーズの中から色や有線モデルや静音モデル、キーキャップの印字方法や押下圧など、こだわりがある人はとことんこだわれるキーボードです。
今回私が購入したリアルフォースはR3UC11というテンキーレス、黒色、有線、日本語配列、静音、押下圧45g、昇華印刷のモデルです。
選べる項目が多いので購入するときはややこしいですが、公式サイトで詳細なスペックを選ぶとすぐに型番が出てくるのでおもったより簡単です。

  使用感

接続用のコードが少し太く、柔らかい素材では無いので扱いづらいです。

このモデルは黒色ですがキーキャップは灰色に近く印字が黒いのですこし見づらいです。

ですが、なぜかキーキャップが灰色なのは高級な昇華印刷モデルだけで、安価なレーザー印刷モデルは完全な黒に印字が黄色に近い色です。
最初ネットで見たときは2つとも同じ黒色だとおもっていたのですが、いざ実物を見て灰色だったので少しびっくりしました。
見栄えや実用性的にはレーザー印刷が向いていますが、印字が長持ちしないので長い目で見るなら昇華印刷ですね。
 

静音スイッチはとても静かですが、キーキャップ自体のぐらつきがすこしあるので「カチャカチャ」と雑音が聞こえます。
ですが底打ち音やキーが戻ってきた時の音はとても静かで、メカニカルキーボードで例えると静音系のキースイッチに近いですが、打鍵感は全く違いなんとも言えない上質な押し心地です。

スタビライザーは専用の物が入っているようで、CherryMXの物とは互換性が無いです。
潤滑油は塗られていないので少し雑音が聞こえます。
 

注意点

購入してびっくりしたのですが、数個のキーから「ボーン」とスプリングの反響音が聞こえます。

初期不良品かなと思い、問い合わせをしたら仕様でも初期不良でも無いとのこと。
どういうことかと言うと製造過程でスプリングが微かにずれてそれが反響音の原因らしいです。
完全に音を消すのは難しく、もし気になるほどの音がすれば無償で修理に出せますがまたその過程で分解するので反響音がするキーが増えてしまう可能性がある。との事なのでこれは完全に賭けですね。

私はイヤホンやヘッドホンをつけてPCを使うのでそこまで気になりませんが、高級キーボードなのに少し残念です。