つづきです('`)
父帰宅・・・くっ・・・相変わらずいいだせねぇ・・・。
母が別室でその旨を伝える。眉間にしわを寄せ、こっちにくる親父。
気づけば居間に弟らの姿はない・・・。いつものながらこいつらの早さには感心する。まぁ俺も身を隠す人間ですが。
”先生が嫌だ”の理由一辺倒だと思っている親父。
手ごわいな・・・。
もう、そもそも理系職にもつきたくないんだ。僕は学部時代からそういう想いはあった。企画とかしてみたいんだ。
企画ってお前・・・・中退の人間が、、そんな職に就けるとでも思っているのかッ!結局、まともな職になんか就けやしないんだ!文系職にしたって、修士が必要だぞ!先生を変えてみるとかしろ!秋採用?そんなの中途採用じゃねぇか!
母が台所から口を挟む”もう22なんだから好きにさせてあげても・・・”
もう22って・・・、まだ22じゃねぇか!
一蹴・・・・。俺に向き直って
お前、全く学校に行ってないってわけじゃないんだぞ!?なのにいきなりってそんなバカげたはなしがあるか?そんなやつがドコにいる?
いつ学校に行かなくなってもおかしくないぜ・・・やる気的には。だが現実として、行かないほうが俺にはない。それはもう癖のようなものだ。そして、俺のために多大な時間と労力をかけてくれた研究員さんたちのおかげだ・・・文字通り、背中を押してくれている・・・あの人たちがくれた時間が今の院の俺を支えている。
未来がないぞ!別の先生にも相談してだな・・・・
中途採用の方になんとまぁ失礼な発言だ・・・なんて思いつつも、これではやはりらちがあかない。中途採用が親父的には気に入らないみたいなので”秋採用”という言葉で代用しているがどうにもおさまらない。
(どうしても修士に、というならば)・・・元いた研究室にいってもいいと思っている。あそこはやっていることもおもしろいと思う。なによりすでに知っているし
”先生が嫌でやめる”と思っていて、部屋を変えろだなんて至難な業を要求されるよりマシだし、先にも書いたように、”期間”が空く。その期間こそがもっとも手に入れたい期間で、話し合いたい期間だ
ふむ・・・・と止まる親父。
止めにもう一つ刺しておくか、、
生物は僕にはあわなかった。だから部屋を変えてももう生物はしたくないんだ。
先に理系はしたくない・・・と、言ったが、親父は理系職を望んでいる。理系と言ってもたくさんあるし、特定の分野のみを出して、そこを潰す。これでまず、”先生変え”という提案を消す。
とまる親父・・・。なら仕方がないな・・・。よほど、前いた分野が気に入っているようだな。
だったら文系職なんかにつきたいなんていうかよ!さっき言っただろー!なんて思いつつも、”あぁ、よかったと思うよ。”
それに、生物そのものが駄目となると、確かに仕方がないな。どうもそう思っていたんだ。先生がいくら嫌でも、分野が少しでも楽しけりゃ行く・・・そういうものだ。特にお前は割りと頑張っているんじゃないか?それなら仕方がない・・・。そういう理由があったのか・・・。
もう理系が嫌 というのとなんかちょっと違うけど、納得してくれたようだ。
お前の大学は、後から聞いたんだがすごい評判が悪くてなぁ・・・心配していたんだ・・・
取り込んだな。。。次の話に入る。親父も落ち着き前向きに話を始めた。
学生便覧もってこい
まずはこのカウンセラーだかなんだかのとこにいって聞いたらどうだ?
そして、選択肢を聞くんだ。転科とかを・・・。
親父の”~したらどうだ?”は”~しろ”に等しい。”先生変え”や”先生に対する不満を相談しろ”なんて言っていた頃に比べりゃ随分マシだ。
だが、転科はありえない。まぁ転科できると聞いても興味あるとこなかった~って言えばいい。
”修士には行く意志もある”というのがどうやら親父には効いたらしい。
前いたとこの先生にも連絡を取ってだな・・・。で、とりあえずはこのなんとかセンターだかなんだかで、今後とるかどうかは別として、できる限りの選択肢を聞いてこい。ただし、今の大学に籍をおくことは大前提だ。
わかっている。それと、元いたとこに戻るならば試験勉強もしなくちゃ・・・。
そうだな。試験勉強だけじゃ暇だろう?その間に企業を探すというのはどうだ・・?
企業を目指す俺と、院に入ってもらいたい親父、おそらくは親父側もそれがあっての提案だろう。最初の方は、企業したい!という意志をおしだしていたし、なにより文系職だったからな・・。
企業はどのくらいの日時で入社できる?
それはしらない、企業による。(もちろん企業によるのは間違いないが、コレだとまた中途だとかなんだとかきかねないので)新卒で入社の場合も様々だよ。研修とかあるからね(と補足)。
ふむ、ならその2つで行こう。まずは聞いてこい。
わかった・・・。(めんどくせー!というより、絶対夏休みセンター開いてないだろ・・・私立とは違うからな・・・。)
以上により、大学院中退(正確には籍はあるけれど、いなくなるのは決定的)が決定しました。
続く。