さむらい、サムライ、ときどきドラゴン Season5 -9ページ目
ヤーヤー、小麦粉さんです。

それでは説明しよう!

「大ふへん者」とは、関ヶ原の戦いの折り、上杉家に雇われた前田慶次が自身の旗に記した文字なのです。

それを見た武勇自慢の上杉家中は「大“武辺”者」とは生意気な! といきり立ちましたが、慶次は呵々大笑。「俺はわざわざ上杉まで来たが長い浪人暮らしで女房も仲間もなく不便している。これは大“武辺”者ではなく大“不便”者と読むのだ」と答えたといいます。

そんなわけでまたまたやってきましたUR武将族。その名もUR天下御免の傾奇者 前田慶次。

ところで話が変わるのですが、戦国一の傾奇者といえば前田慶次という風潮ですが、ド奇人という意味では、慶次と同時期に上杉家に雇われた岡左内もなかなかのもの。

当時、関ヶ原前夜の上杉家はあっちこっちから剛の者をかき集めておりました。
ここで上杉家の面白いところ、あるいは家宰・直江兼続の剛毅なところは、世間の評判を気にせずROCKでPUNKな連中をガンガン雇い入れたこと。

天下御免の傾奇者・前田慶次を筆頭に、常陸の猛虎・車丹波、不死身の荒武者・山上道及、剣聖の末裔・上泉主水などなど。どの人物もひと癖ある豪傑ばかりですが、そんななかにいたのが守銭奴で有名だった岡左内。彼の趣味はなんと裸になって床に敷き詰めた小判の上を転げまわること。何がしたいんだ!!? まじで!!
まあ、伊達政宗を一騎討ちで破ったとか、上杉家を去る際に(他人に貸した)借金の証文をすべて焼き払ったとか、かっちょいいエピソードも多い人物なんですが。

いやさ、前田慶次以外にも日本史にはROCKな人物はわんさかいたりで、もちょっと注目集まる機会があればいいな~と思ってたりなんだり。岡左内、『戦国大戦』にも未登場みたいだしなあ……。

と、久々に無駄な前置きが長くなりましたが、慶次さんはこんな感じ。

UR天下御免の傾奇者 前田慶次(武将族/コスト4.0/射程3)
初期能力 攻撃力1130.00 防御力1130.00 知力14.00 素早さ15.00
成長値 攻撃力32.00 防御力32.00 知力1.50 素早さ1.50
スキル「大ふへん者」:射程5。Frontの味方を優先的に狙う。戦闘開始時射程内の自分以外の味方単体に攻撃力、防御力、素早さ、スキル射程減少効果を、自分に攻撃力、防御力、素早さ、スキル射程増加効果を一定確率で付与する。さらに射程内の敵全員に攻撃力、防御力、素早さ、スキル射程減少効果を一定確率で付与する。判定は1体毎に行う。効果は2ターン持続する。


Front側の味方と敵に大“不便”を与えて、自分に大“武辺”を与える、慶次らしいBASEスキル。スキルレベル5→6で発動率は55→58%。10で70%?
スキル射程デバフは味方に-5。自分に対して+1で敵に対しては-1。

味方へのデバフがあるので一見使いにくそうに見えますが、フロントには鈍足スタートアップの専門魔獣を配置しておけば無問題。今回の新魔獣・R孫尚香とかR亀寿丸とか。
で、自身はアクティブバフデバフ役でもいいし、アタッカー役でもよし。
味方デバフ有りのわりには、案外使い方のわかりやすい魔獣だったりします。

ちなみに習得Cがなんと「関東王の采配」。こちらの効果はというと――

射程1。戦闘開始時射程内の味方全員に攻撃力、防御力、射程距離をそれぞれ増加する効果と素早さ減少効果を一定確率で付与する。判定は1体毎に行う。効果は2ターン持続する。

素早さデバフがやや気になりますが、攻防+射程距離の3種バフだったりで、鈍足系の防御型と相性良し。素早さデバフは素早さバフや先制系スキルで補うとCOOL。

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攻守の成長値が高く、使い勝手は非常→にいい感じ。大便利者。ちなみに習得Dは「王土擾乱」。

話が前後しますが、この水曜から配信されたパックは前田慶次パックとマンスエンドパックの2種類。
前田慶次10連パックはいつもの1日1回1000CP……かと思いきや、永続1000CP!?

マンスエンドの方はBOX形式で、デブリズ報酬だったLE★ギネヴィアとLE★本多忠勝がUR版で登場しております。
ちなみに公式サイトでは「本田」忠勝だったりするのですが、エドモンド本田忠勝だったから……ではなくただの誤植だっ。
(編注:掲載文は既に修正しました)

ちなみに小麦粉さん的、戦国武将のよくある三大誤植がコチラ。

伊達政宗○ 伊達正宗×
石田三成○ 石田光成×
本多忠勝○ 本田忠勝×

いやさ、なんか漢字変換で間違った方になること多いんですよね……。

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URギネヴィア、UR本多忠勝ときたので、次はUR龍騎士あたりきちゃうのかなあ……。

そんなことはどうだっていいんだ!!

大ふへん者とかエドモンドさんとか小麦粉さんには関係ねえ! 今週の小麦粉さん的最大事件は、前田慶次パックについにアイツらがやってきたことですよ!!

そう、三国志の2大(雰囲気)イケメン・趙雲&馬超と2大(創作)悲劇の美女・貂蝉&孫尚香

もう趙雲とかUR確定でしょう!

なにせ日本でも本場中国でも人気ナンバー1の勇将。横山光輝版で育った小麦粉さんは、あのドカベン顔が好きすぎてイケメン顔には今だに違和感バリバリ!
いやさ、正史の記述だと「姿や顔つきが人並み外れて立派」だから、まあイケメンでもあながち間違えでもないんですが……。

で……R!?

超蜀!! 違った。超ショック!

お、おおおおおお(横山風の慟哭)。

まー、五虎将軍筆頭の関羽がSRですもんね……。謙虚な趙雲さんは2歩下がってRに甘んじたに違いない。

そんなわけで今回参戦した『三国志大戦』コラボ武将はコチラ。

R趙雲(武将族/コスト3.0/射程2)
初期能力 攻撃力1040.00 防御力600.00 知力10.00 素早さ17.00
成長値 攻撃力28.50 防御力15.00 知力1.00 素早さ1.70
スキル「旋風の槍術」:射程は魔獣に依存。2ターンの間、自分の攻撃力、素早さを増加させ、防御力を減少させると共に射程内の敵全員に攻撃を行う。ダメージ量と増加量は使用者のコストと知力に依存する。


うーん、改めて思うんですが趙雲って異常に人気高いですよね。
正史だと記述は簡素だったりで(もちろん阿斗救出とかかっちょいいエピソード豊富ですが)、なんで後世そこまで人気になったのか本人も首をかしげるところでしょう。

たぶんなんですが、「三国志演義」が成立されるなかで、後半の主人公・諸葛亮のベストパートナーに選ばれたのが大きかったのかな、とか。本来蜀軍の武の主役たる魏延は、孔明との対比で酷いくらい貶められてますし。
以前にも書きましたが、「三国志演義」中の通算一騎討ち成績は趙雲がNO1。30勝1敗2分で殺害武将数27。蜀のキラーマシーン。

なので趙雲の人気は最近のものではなく、昔からのものなんですよね。
「三国志演義」のIFストーリーとして有名な「反三国志」でも、趙雲はヒーロー役として大活躍してたなあ……。馬超の妹と結婚してたし。
あと初代『三國志』では、関羽張飛と並んで趙雲の武力が99評価だったのも懐かしい思い出。

で、そんなR趙雲さんですが『サムドラ』では攻撃成長28.5、素早さ成長1.7の完全爆弾ステータス。Rのコスト3.0では非常→に高い数値で、なおかつ攻撃スキルは自己バフ後の範囲攻撃。

スキルが射程依存(1)なので、この部分さえ射程系スキルで補えばなかなか強力なフロント弾頭です。ちなみにスキル発動率は3→4で27.5→30%。10で45%? 高!

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三国志では隙のない堅実な武人として描かれる彼ですが、本作ではなかなかピーキーな性能。なんとかしたいなあ……。同じフロント弾頭タイプでも、SR孫策やUC周泰よりは使いやすいんですがっ!

R馬超(武将族/コスト3.0/射程1)
初期能力 攻撃力1010.00 防御力590.00 知力16.00 素早さ19.50
成長値 攻撃力28.00 防御力14.00 知力1.50 素早さ1.90
スキル「全軍突撃」:射程2。戦闘開始時自分に先制攻撃効果、攻撃力、素早さ増加効果を付与すると共に、防御力減少効果をそれぞれ一定確率で付与する。さらに射程内の自分以外の味方全員に攻撃力、素早さ増加効果を一定確率で付与する。判定は一体毎、効果毎に行う。効果は1ターン持続する。


西涼の精兵を従えた馬家の御曹司、“西涼の錦”こと馬超さん。
「三国志演義」では父の仇打ちのために曹操に復讐戦を挑んだのですが、正史ではその逆だったのは有名な話。ヤンチャ坊主の馬超が反乱を起こしたもんだから、父ちゃんは罪に問われて処刑されております。

正史の馬超はわりと救いのない暴虐プリンスで、虐殺略奪やりたい放題。そこらへん、「三国志演義」成立にあたってヒールからベビーフェイスに転向されちゃった人物です。

暴虐プリンスでいいと思うんだけどなあ。おもしろくて。
主人公側→善人、敵側→悪人というわかりやすい勧善懲悪ストーリーを作る上で、ダークサイドな魅力をスポイルされちゃった人ですよね。

で、そんなR馬超さんはR趙雲さんと同じコスト3.0射程1のR武将族。
成長値も似た感じで、爆弾ステータスだったりします。スキル成功率は3→4で49→52%。10で70%?

スキル効果的には2アタック、3アタックの爆弾編成サポ向き。
わりと鈍足の多い武将族のなかで、素早さ成長1.9はかなりの数値です。「スピードスピリット」をつければURスケルトンセガサターンもぶち抜けます。
なので素早さ全振りのアクティブ防御デバフ役に使った方がいいんじゃないかなとか。

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R趙雲と同じく爆弾向き魔獣。馬超らしくて良し! 趙雲はあんま爆弾っていうイメージないんですが!

SR貂蝉(武将族/コスト2.0/射程3)
初期能力 攻撃力400.00 防御力880.00 知力19.00 素早さ9.00
成長値 攻撃力10.00 防御力24.00 知力1.95 素早さ0.90
スキル「傾国の舞い」:射程5。戦闘開始時射程内の自分以外の敵味方全員に攻撃力、素早さ、スキル射程増加効果と防御力減少効果を一定確率で付与する。判定は1体毎に行う。効果は3ターン持続する。


さあ、妾をめぐって争いなさい! と言わんばかりのこのBASEスキル。
スキル成功率は3→4で54→57%。10で75%?

対バランス型の編成によさそうな……そうでもないような……。うん、場をひっかき回すロマン枠。さすが貂蝉さんやで!

ちなみに貂蝉さんのモデルは、正史で言うところの呂布が密通したという董卓の侍女。あるいは関羽が褒美として曹操にねだったという、呂布の元側室。
小麦粉さん、横山育ちですが架空の女性にはなんかあんまりグッとこないんですよ!

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習得Dは「魔性の微笑み」。さすが。

R孫尚香(武将族/コスト1.5/射程3)
初期能力 攻撃力350.00 防御力630.00 知力15.00 素早さ7.00
成長値 攻撃力8.00 防御力19.00 知力1.50 素早さ0.70
スキル「遠弓麻痺矢戦法」:射程は魔獣に依存。戦闘開始時射程内の敵単体に素早さ減少効果を一定確率で付与すると共に、射程内の敵単体が戦闘開始時発動のスキルを未発動だった場合、一定確率でスキルの発動をキャンセルし、ガード効果・スキル発動待機状態を解除することができる。さらに、自分に防御力増加効果を一定確率で付与する。判定は1体毎に行う。効果は2ターン持続する。


劉備が孫権と同盟した際、政略結婚で嫁に迎えたお姫さまです。

孫権の妹で、劉備とは親子くらい年の差がありました。ががが、武勇を尊ぶ剛毅な人柄だったようで、侍女たちを常に武装させ、劉備はいつもビクビクしてすごしていたとか。
「三国志演義」だと劉備と孫権の関係が悪化した際に呉に連れ戻され、その後劉備が死んだという誤報を信じて自殺してしまいました。しょんぼり。

で、そんなR孫尚香ですが、ぶっちゃけ今回の『三国志大戦』コラボ武将では一番使いやすい魔獣です。
BASEスキルはいわゆるバインド系。スキル成功率は3→4で58.5→63%。10で90%?
もともと本人の素早さが低いため、鈍足スタートアップとしてはトップレベルの性能です。

射程が魔獣依存なのでフロント配置マストかと一瞬思ったりですが、相手フロント&センターのサポ狙いで、あえてR孫尚香をセンター配置もあり。

「バインドヴォイス」「バインドソング」あたりを習得するのが手っ取り早く、わかりやすい鈍足バインドサポ運用ができます。
習得難易度を上げてもいいなら、「魔性の微笑み」(もしくは「小悪魔おねだり」)&「平静の歌」の組み合わせもかなりいい感じ。

R趙雲、R馬超、SR貂蝉と、いずれもピーキーな魔獣が多かった今回の『三国志大戦』コラボですが、R孫尚香は非常→に使いやすい優良魔獣ですね!

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コストがかなり低いのもいい感じ。編成に組み込みやすいッス! あ、ちなみに腰に弓をいつもつけていたので腰弓姫という異名があったとかなんとか。

そんな塩梅。

個人的に趙雲、馬超がもっとドッカンドッカン来るかと思ってたので、R扱いでちょっとしょんぼり。
それにしてもえらい勢いでサムライ成分が補充されてますね……!
来週も『三国志大戦』コラボが何か追加されてばいいんですが。

……

…………って、あれ。遺跡って2月中実装じゃなかったでしたっけ!? どこかの雑誌でそんなこと書いてたような気が。ぜんぶ雪のせいだ。


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