プラハの現地チェコ人美容室と日本人美容室でのカット体験を比べた記録
 
 
長男が2歳で
次男がまだ生後5ヶ月の赤ちゃんだった頃。
自分の長ーくほったらかして伸びた髪を
無性に切りたくなった。
 
プラハには、とても優秀な
日本人美容師さんが2人いらっしゃる。

きょうこさん(ココさん)と、まみさんだ。

(2023年3月現在のきょうこさんの美容室情報は私は分からないです。もしご存知の方いらっしゃったら教えて下さい♩

まみさんにカットして頂いたのは、プラハ6区ハラチャンスカにあるThe Roomという美容室でした赤薔薇下のリンク、プラハの美容師ブログのEメールから予約しました)

長男を妊娠する前に、きょうこさんに一度
カットしてもらったことあって、
サービスもカットも大満足だった。

できればまたお願いしたかったけど、
小さな子供が2人いる今、
預けられる人もいないし
とてもいける気がしなかった。
 
 
そんなある日、子供達と近所を散歩中
うちのとなりのアパートの前に置いてあった
お洒落な看板が目にとまった。

現地チェコ人がやってる美容室。
うちの隣にあったの!?
ここなら可能だろうか?
 
 
ん〜どうしよう。。
 
 
以前住んでたアパートの近所で、
現地チェコ人美容師さんに切ってもらったことが2回ある。

一回目は奇跡的?にアタリで満足だった。
でも2回目は違う人が担当になって大ハズレな結果におわった。
 
 
 
ん〜迷う。
 
 
 
でもとにかく早く切りたい。
サッパリして身軽になりたい。

うちの隣なら、長くても1時間で済むだろうし
夫にも無理なく子供たちを任せられる。

 
よし!
悩んだ結果、予約をいれた。
 
 
 
 
そして緊張のカット当日。

40代後半くらいの、
綺麗なゆるやか髪のチェコ人美容師さんが
笑顔で迎えてくれた。
 
私の他にもう一人、カラーリングのお客さん
チェコ人おばあちゃんがいた。
 
 
ドブリーデーン (こんにちはー)
 
「こんな感じでお願いします。」
 
つたないチェコ語で理想のヘアスタイルを写メで見せた。
見せたのは、シュッと軽く首元でおさまったショートヘア。
日本の美容室のサイトでいいなと思ってスクショしたやつだ。
 
美容師さんはそれをさっとひと目見て
余裕な表情でOKしてくれ
私に椅子に腰掛けるよう優しく促した。
 
 
 
腰を下ろした私は、
彼女に頭をあずけて目をつぶり、
心の中で
 
 
どうか〜神様〜〜‼︎
と祈る
 
 
この美容師さん、
私が見せた写メにオッケーって言ってくれたけど
本当に大丈夫だろうか?
 
彼女の腕をみせてもらおうではないか。
 
 
ていうか、
どうなろうともう任せちゃったんだから、
後はなるようになれ!もう。
 
 
美容師さんは、おばあちゃんの世間話に丁寧に言葉を返しながら
シャキシャキ慣れた手つきで私の髪にハサミを入れていった。
 
2人の世間話に時々私も一言二言加わって場は和やかムードに。
2人に私のチェコ語を褒めてもらい、素直にそれが嬉しくて調子にのって色々喋った。
 
 
 
しかし
 
 
カットが終盤に差しかかる頃。
鏡に写る自分を見つめる私の心境は
 
 
あ〜
 
あ〜〜
 
みるみるうちに
崖をコロコロ転がり落ちていく、、
 
 
 
 
そして最後の締め
 
 
 
ばばばバリカン。
 
 
 
え〜?!
 
やめて〜!!!
 
 
 
さっきまでチェコ語褒められて調子こいていた口元は、もうすっかり金縛りにかかって開かなくなって

私の心の叫びは美容師さんには届かなかった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「はい、おわりよ♪ホトヴォー!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
カットの仕上がりは
 
 
 
 
 
こちら
 
 
 
 
ジャジャジャジャーン
 
ガガガガーーーン
 
 
これをお読みのあなたは、どうお思いだろうか。
わわわ笑ってる?

顔ひきつってる??

 
 
わたし的には、
 
お察し通り
頼んだイメージとは
全く異なる結果に終わり後悔。
 
チーン、だった。
 
ばばばバリカンで首のほう揃えてくれちゃいましたから笑 
生え際触るとジョリジョリしてる。
毛先をまとめてみるとチクチク痛かった。
 
 
夫の意見は、
 
いいんじゃない?Not bad?
 
私を傷つけないように気を遣っているのか、
チェコ人だから日本人の感覚がなくて本当に良いと思ってるのか

 
 
それでもこんな時だってポジティブ思考を実践するわたし。
行って唯一良かったと思えた点を思い返してた。
値段が日本人美容師さんの半額くらい安かった上に、
カット中は美容師さんとおばあちゃんにチェコ語レッスンしてもらえたあのひとときは楽しかった。
 
予約の電話も勇気を出していれたのは偉かったぞ自分。
 
 
 
 
 
カット終盤心の中でヒェーと叫んでから
1年経った今、こうしてブログ読者さんにプッと笑ってもらえる良いネタとなってくれた。
 
ありがとうよ、美容師さん!
もう絶対行かないけどネ!
 
 
そして上の悲惨なヘアスタイルを
実は
そのまま丸一年ほっといた!!!
 
だってさ、
小さな赤ん坊と2歳児子育てしてたら
あっという間だもの。
自分のことなんて二の次三の次
 
 
1年放置してこうなった↓

 

 

 
 
そしてやっと先日…
 
念願の日本人美容師さんのところで
カットが実現〜!
 
はじめからこうしてればよかったゼ
 
今回は地理的にうちから行きやすかった事から
まみさんのところに初めて予約をいれた。→プラハの美容師ブログ
 
 
結果がこれ♩

 

 

 
1年前、あのお隣チェコ人美容師さんに
こうしてくださいと見せたのと同じ写メをまみさんにお見せした。
 
私の期待通り、写真通りだ!
カットしてもらう間の安心感といったら!
 
そう、私はこうしてほしかった!!
 
なぜあの日ジョリジョリになったのか
ワケがわからんぞ。
 
希望していた写真の通りに頭を軽くして頂いて、それはもう心底嬉しく大満足だった。
 
 
子供たちはというと、日本人のママ友さんが親切にカット中そばで子守りをしてくれた♪ 実はというと今回のカットが実現したのは彼女の提案のおかげだったのだ、なんて神ママ!
 
 
 
ということで、
チェコでヘアカットの巻、以上。
 
 
 

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