日本人カメラマンとその助手がアメリカへ行き、ストリートキッズのボスと出会い、マフィアとの対立に巻き込まれていく…と書いたらなんだか荒唐無稽な感じになってしまいますが、暴力やら殺し合いやら麻薬やら、非日常なシーンがたっぷりであるにもかかわらずなんだかリアルです。それは、様々な立場の登場人物たちの心情が丁寧に描かれているからかな?ちなみにメインキャラはカメラマンとその助手の「その助手」とストリートキッズのボスです。ちなみに絵が少年マンガ風からどんどんすっきり美しくなっていきます。
メインキャラ2人が強くお互いを想い合うし、ゲイやレイプもよく出てくるのでハードではあるのですが、反面繊細なイメージもあるマンガで、食わず嫌いならぬ読まず嫌いな人もいるかも。けれど老若男女問わずおすすめしたい!

中学生のとき、担任の先生(女性)とBANANA FISHの話で盛り上がった事があります。「ファン用のボックスみたいな物を買ったんだよ、色々入っていて、シンとアキラの結婚式の絵もあったよ~」というようなことを聞いて、「大人って(お金をいっぱい持っていて)ずるい…」と思いました。それ以来その先生にはやたらと親近感がわいて学校が楽しくなりました(笑)

今回久しぶりに読んだのですが、やっぱり最終巻と番外編の巻で泣きました…。
大人になればなるほど味わい深い作品ですね。愛とか自由とか孤独とか絆とか、生きることについて考えてしまう。何歳になっても、私の本棚から消える事はないだろうマンガです。
主人公は就活中の大学生・可南子。マンガが大好きで、マンガ雑誌の編集者を目指して就活する日々。家は実は議員を輩出しているような伝統ある(?)お家柄。そのため後継者問題などもあって…という話。
面白いのは、大手出版社数社の描かれ方。どこまで本当なのか…?疑問ですが楽しいです。タイトルはある担当者の発言なのですが、その意味(何を言いたかったのか)を知ればきっと吹き出すかと思います。

なんだか現実味がなくて、けれど作者の実体験もいっぱい書かれているのだろうなとも思います。
ちょっとクセがある気がしますが、そこに自分はハマってるのかなぁ?三浦しをんさんの本の中にはいくつか苦手な物がありますが、これは好きな方です。
今日は久しぶりに時間があきました!!やったー\(^ー^)/
ということで、図書館へ…。

雑誌「旅」をのんびり眺めつつ、iPodでヴォリュームを抑えて「ぐっすり眠れるジャズ」を聴く…。最高ですね!たっぷり1時間、優雅なひとときを過ごしました♪
この「旅」という雑誌、何度かリニューアルをしていますが、今は奇数月発行で1200円となっていました。

高校生の頃は放課後、人のまばらな図書室でこの旅という雑誌を読む時間が毎月の楽しみだったな~と思い出しました。図書室が静かな場所にあったのも良く、時々司書の人と話したり、国語の先生と本の感想を語り合ったのも、今ではとても懐かしいです。毎日のように入り浸っていた私には、大切な居場所であり時間だったのです。
そんななか「旅」は高価で買えないし、素敵な写真や記事が満載で、憧れでした。最新号が入ったらすぐに読んでいた、今でもなんだか特別な雑誌です。

しっかりした作りだし、内容も素晴らしいため処分する勇気は無いので、逆になかなか買えないです。収入のある今でも安いわけではないし…。収納スペースに困るし…。だから2冊しか買ったことがありません。
けれど今回図書館で読んで、やっぱり大好きだなぁと思ったので、今後特に気に入った号は積極的に買おうと思います!
廃刊・休刊になったら悲しいですしね(笑)。

自衛隊三部作のうちの一つ、海上自衛隊が活躍する1冊。
これはもう、何度読んでもぐっときて涙ぐんでしまいます。
今回読み直したときは、展開を知っているから読み始めてすぐに、早くも涙が…。


巨大ザリガニのようなレガリスの大群が襲来、警察や自衛隊が命がけで対処する話。設定は非現実的なのにリアルです。話の中心になるのは、潜水艦に避難して出られなくなった、自衛官2人と子ども達で、このグループのシーンはレガリスと闘うわけでないのに充分読み応えがあります。

読む度毎回思うのは、助けてもらうのを当たり前とは思わないようにしたい、ということ。

レスキュー隊の人とか警察官・自衛隊の人って、職業的に一般人を守ってくれるような存在だけど、助けられる側が冷静に指示に従わないと共倒れになりかねないし、「助けて」とすがることで相手が死んでしまうこともある。”助ける”職業の人だとしても、自分の命を捨ててまで他人を助ける義務はないと思うのです。 私はどう考えても”助けてもらう”側なので、せめて足を引っ張らないように体力をつけておいたりしたいな~と、この本を読むと思います。


それにしても自衛隊三部作の登場人物たちは格好いいですね。自分の仕事をきちんとこなすプロとして、できることを全力でやる素晴らしさ!見習わないと・・・。


4月になってようやく初めての更新。遅くなってしまいました・・・。4月はこれくらいのペースになってしまうと思います。でも続けていくのでよろしくお願いします!

「みをつくし料理帖」の作者の本です。こちらも少女が主人公ですが、料理ではなくお寺で湯灌など死者の弔いをします。そういった職業への差別や蔑視など、考えさせられることが多い本でした。


けれど主人公の「おえん」がしっかりと生きていこうとしているせいか、なんだか爽やかな読後感でした。

読んでいる途中は、なにかと目を潤ませる場面が多く、しんみりしみじみしました。


みをつくしとは少し雰囲気が違いますが、こちらも読んでよかったと思わせてくれる、味わい深い小説です。