【とてつもない可能性を秘めた国、フィリピン2】 | 幸せ人生再構築の専門家

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数十年先に、日本はきっとフィリピンに追い抜かれるでしょう。
 
 
フィリピンという国に、あなたはどんなイメージを持っていますか?
 
 
恐らく、こんな感じではないでしょうか。
 
 
じゃぱゆきさん、売春、貧困、強盗、殺人、イスラム過激派、テロ、汚職など。
 
 
もし、今でもこのようなイメージを持っているとしたら、少し考えを改めた方が良いかも知れません。
 
 
昭和の後半に、貧困から脱出する夢を見て、フィリピンから多くの出稼ぎ女性が興業ビザで来日しました。
 
 
彼女らのことを、ジャパンに行くという意味で、「じゃぱゆき」と呼んでいました。
 
 
元々は興業、すなわちタレント活動をする目的で来日したのにも関わらず、性の奴隷として扱ったのは、紛れもなく日本人なのです。
 
 
もちろんその中には、自ら犯罪に手を染める人がいることは否定出来ませんが、日本には生活保護という、何とも有り難い社会保障制度があるのです。
 
 
貧困家庭に生まれ、貧困から何とか脱出したいと、多額の借金をしてまで家族と別れて、遠い日本に出稼ぎに来る気持ちは、社会保障に護られた日本人には理解出来ないところでしょう。
  
 
また、日本でも大きなニュースとなった三井物産の「若王子さん」事件が、フィリピンという国のイメージを、さらに悪化させてしまったのではないでしょうか。
 
 
確かにマニラ周辺では、日本よりも凶悪犯罪が多発しているということは事実です。
 
 
しかしながら、フィリピンで日本人が被害者になる事件の殆どは、突発的な犯罪よりも怨恨や女性が絡みであるということを、知っておく必要もあるのです。
 
 
いずれにしても、イメージだけが先行して誤解されてしまっている部分を、少しずつ解いていく必要があるということですね。
 
 
フィリピンの人口は今や1億人を突破し、2013年時点で世界12位。
 
 
東南アジア諸国連合(ASEAN)では人口2億5千万人のインドネシアに次ぐ大国です。
 
 
2028年には1億2300万人に達して日本を追い抜き、まだまだ当面の間は増え続ける見通しです。
 
 
また、平均年齢が23歳と、ベトナムなど周辺国に比べ圧倒的に若く、労働力が経済成長押し上げる「人口ボーナス」が当面続くとされています。
 
 
逆に、日本と言えば年々人口が減少し、平均年齢は45,7歳、20年後には50歳超えが確実されています。
 
 
そのような衰退していく日本と比べると、フィリピンは若者の底知れないパワー、エネルギーと可能性に満ち溢れた国であるということがよく分かります。
 
 
ただ、貧しい家庭ほど子供の数が多い傾向があり、これは国民のほとんどがカトリック教徒で、避妊が認められていないことが一因であるようです。
 
 
そこで、アキノ政権時代に、貧困層の増加に歯止めをかけることが全体の経済成長につながるとして、避妊を認める家族計画法を成立させました。
 
 
このように問題はまだ山積していますが、フィリピンは意外にも、世界3位の英語大国なのです。
 
 
人口と英語力を武器にフィリピン人は世界中で外貨を稼ぎ、2013年の実質国内総生産(GDP)成長率は前年比7.2%と高く、今後もさらに成長していくでしょう。
 
 
経済発展が著しかった古き良き昭和の時代。 
  
 
いつまでも、あると思うな中流社会!
 
 
映画、「三丁目の夕日」に描かれたような世界が、まだフィリピンには残っています。
 
  
 
日本人が忘れたものが、そこにある。
 
  
 
 
次回いつになるか分かりませんが、シリーズ3「フィリピン人気質とビジネス」をお伝えします。  
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