今までの投稿では、現状を変えたいのであれば、固定観念を取っ払うことが大切であると言ってきました。
世界の中心は物事を観測している自分であり、世界は人の数だけあるということ。
つまり自分がどう考え、どう捉えるかによって、その世界は変わってしまうというわけです。
では、筋肉はどうやったら柔らかくなるのか?
大半の方はマッサージ、施術、ストレッチ、ヨガ、体操などを思い浮かべるでしょう。
その思い浮かべたことこそが、今のあなたの世界観であり固定観念であり常識なわけです。
言葉を変えるなら、それがあなたの現在の「設定」なのです。
では、それを変えたいのなら「設定」を変えればよいだけです。
例えば、立った姿勢で前屈してみて下さい。元々柔らかい方は分かりづらいかも知れませんが、中指の先端と床の間がどのくらい空いているか、どのくらい着いているかなどを測っておいてください。
そうしましたら、目の前の床のスペースに入ると、体が柔らかくなるという「設定」をした上で、そのスペースに入って前屈してみて下さい。
きっと先ほどより柔らかくなっているはずです。
今度は一旦その空間から出て、目の前の床に入ると体が硬くなるという「設定」をした上で、そのスペースに入って前屈してみて下さい。
きっと先ほどより硬くなっているはずです。
または、立った姿勢で両腕を前ならえの姿勢のように前方に伸ばして、そのまま両手の平を合わせて下さい。
合わせた両腕を、足裏と膝が動かないようにして腰だけ左右に捻った際に、どこまで曲がるかを指標にして、先ほどの「設定」を試してみても良いと思います。
あなたの「設定」を変えただけで、いとも簡単に一瞬にして体が柔らかくなったり硬くなったりしたのです。
これは言葉でも変化を体感できます。言霊といって言葉にもエネルギーがあるからです。
「ありがとう」「感謝します」「あ~なるほど」で前屈する時と、体は柔らかくなります。
「馬鹿野郎」「ふざけんなよ」「えっ?まさか」で前屈すると、体は硬くなります。
このようなことからも、普段思っていることや使っている言葉がいかに大切かということが分かります。
また、以前の投稿をご参照頂ければと思いますが、指が伸びるという「設定」にしたら指も伸びるのです。
このようなことが理解出来れば、あなたは自分の体の知っているところまで、変化を起こすことが出来るようになるのです。
逆に、どんなに素晴らしい治療を受けても、どんなに長時間の施術を受けても、あなたの「設定」がネガティブなものであるならば、一瞬にして体は変化してしまいます。
その、普段無意識でしている「設定」が、病気や症状やトラブルに繋がっている可能性があるのです。
つまりは治療や施術に依存したところで、あなたの「設定」が変わらない限り、ラットレースから抜け出すことは出来ないということです。
これは何も体だけのことではなく、仕事やお金のこと、さらには人生すべてに関わってくることなのです。
私は、仕事やお金に対する考え方の「設定」を大きく変えたことで視野が広がり、さらに楽しい未来を想像できるようになりました。
あなたの「設定」を変えるのにも、根拠や理由、努力さえ必要ありません。なぜなら、それがいかに簡単であるか、つい先ほどあなたは体現したのですから。
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