昔は中学生がアルバイトをやっていると聞くと、新聞配達などで家計を助け学費を稼ぐ、勤労学生という印象がありました。
私も高校1年の時に、自宅近所のファミリーレストランで初めてアルバイトをし、時給は520円で週6日、1カ月6万円弱のお給料を頂いていました。
当時は稼いだお金で自分の好きなものが買えるという嬉しさと同時に、汗水たらしてお金を稼ぐということの大変さを実感したものです。
最近は少ない時間で楽しみながら、インターネットで月に25万円以上稼ぐ中学生が出てきています。
高校時代の私のアルバイトと比べると、移動距離無し、拘束時間は短時間、時間規定無し、自分の好きなことだから楽しい、しかも4倍以上稼げる。
時代背景やインターネット環境、物価などの差はあれ、ビジネスに対する考え方は全く異なります。
この世に生を受けてたった14、5年の中学生が一般サラリーマン並みに稼ぐのを見たら、大人が景気のせいや社会のせい、組織のせいにしているのが恥ずかしくなります。
口を開ければ不平不満、飲めば上司の愚痴を言うのとは異なり、ジュースを飲みながら楽しんで取り組んで稼いでいるのです。
では稼いだお金はどうするのか。高層マンションに住むわけでもなく、高級外車を乗り回せるわけでもなく、海外旅行で豪遊しているわけでもありません。
じつは、消費や浪費をするのではなく、稼いだお金でいかにお金を増やせるかを考えているのです。
きっとそんな中学生にとって、お金を稼ぐことは楽しくて簡単なことに思えているでしょう。
大人なのに、自ら嫌いな仕事を選んで苦しんでいたり、好きな仕事を選んでいるのに苦しんでいるのなら、もっと視野を広げるべきです。
人生に早すぎることも遅すぎることもありません。それを決めつけているのは自分自身なのですから。
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