約２５年前のcarrozzeriaのカーナビゲーションで、「道は星が教えてくれる」というコマーシャルがありました。
当時は、まだカーナビゲーションの普及が進んでおらず、どの車の中にも地図を常備するのが常識の時代、今のような未来を誰が想像出来きたでしょうか。
デートで恥をかきたくないという思いから、事前に何度も地図を見直して、当日に備えたという努力をしたものです。
現在は、カーナビゲーションが示すところを完璧に真似して行けば、目的地に無事辿り着くことが出来るのです。
しかし、地理感覚が鈍く運転技術が未熟なのに自己流で走ろうとすれば、結局は無駄な時間や労力を費やすことになります。
これは人生においても同じことではないでしょうか。もちろん、初めから自分で何も調べないで聞きまくるのも問題がありますが、知らなければ知っている人から聞くのが１番です。
自分のキャパシティは、過去からの経験の影響を多大に受けています。つまり、現在のものごとを判断する基準になっているのです。
じつは、その判断基準こそが自分自身を苦しめているということに、気付かずに悩んでいる人が多いのです。
悩む」ということの最大のメリットは、前に進まなくていいということです。悩んでいるうちはその場で立ち止まることが出来るからです。
その場で立ち止まっていると、同じような境遇の人たちが集まってきてさらに悩み出し、最終的には愚痴へと発展していくのです。
「道は星が教えてくれる」のように、「知らないことは知っている人に聞く」という単純なことが、本当はとても重要なのです。そして、まずはその人の言っている通りのことを完全に真似してみることが大切です。
しかし、ここで必ずいるのが自己流を織り交ぜる人です。そのような人の口癖は、「知っている、でも～」「聞いたことがある、でも～」「やったことがある、でも～」です。このパターンの人はいつまでたっても出来ません。
まずはとやかく言わずに完全に真似ることです。それが出来るようになった先に、初めて「オンリーワン」というものがあるのではないでしょうか。
：営業を難しいと感じているが、ある人は簡単に感じている。
：仕事がキツイと感じているが、ある人はとても楽に感じている。
：景気が悪いと感じているが、ある人は良いと感じている。
：稼ぐことは難しいと感じているが、ある人は簡単に感じている。
もし、何かを変えたいと思っているなら、今の自分を無理やり変える必要はありませんが、自分が考えていることとは真逆の考えの人と付き合ってみることです。
これは、簡単なようで最初はとても居心地の悪いことです。なぜなら普段お付き合いしている人は、潜在意識（無意識）で共鳴し引き寄せ合った人同士なので、居心地が悪いわけがないのです。
しかし、それは「価値観が一緒だよね」という、一見安心できる付き合いであると同時に、自分のキャパシティを、今以上に広げることが難しい環境にあるとも言えるのです。
あなたにとっての「難しい」、「キツイ」、「悪い」を「簡単」、「楽」、「良い」に変えてくれる人を、ぜひ捜してみて下さい。
知らないことは知っている人に聞く、そしてまずは100％丸パクリ！
---------------------------------------------------------------------------------------------------
尚、Facebookからも発信しておりますので、お気軽に友達申請してください。
