私が国家資格を取得したころは、「手に職を持っていたら一生安泰だ」と言われた時代でしたが、現実は果たしてどうでしょうか。
日本人の平均寿命は男性80.50歳(世界第3位)、女性86.83歳(世界第1位)です。長生きが出来るということはとても喜ばしいことです。
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では、視点を健康寿命に移してみるとどうでしょうか。健康寿命とは、人が心身共に健康で自立して活動し生活できる期間のことを指し、その平均は男性70.42歳、女性73.62歳と発表されています。
しかし、これはその年まで今の仕事を今のスタンスで出来ることを意味しているわけではありません。
今の仕事は現実的に何歳まで続けられるのか、今の自分の体力は現実的に何歳まで維持出来るのか、今の収入を安定して何歳まで稼ぐことが出来るのか。恐らく、多くの方が平均健康寿命まで現在のスタンスを維持することは難しいでしょう。
そのように考えると、実質的に最高のパフォーマンスで働ける期間は意外に短いことを、改めて認識させられます。
これは裏を返せば、最高のパフォーマンスが発揮できる時に、出来ることはやっておく必要があるということを意味しています。
つまりは、今の収入を目標収入にどう近づけていくかという課題の解決が急がれます。施術で考えるのなら単価を上げるのか、顧客数を増やすのか、リピート数を増やすのか。施術以外で考えるのなら何をするのか。
自分にとって何が足りていないのかで施策も変わってきます。すべての人間に平等に与えられている時間を収入にどう結び付けていくか、今一度考える必要があるのではないでしょうか。
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