このブログのために過去の記録を探していたら、次のような写真を4枚、見つけました。
これは、ファイザー製薬主催の研究会に参加するにあたって、決められたテーマとテンプレートでの提出を求められたものです。
改めて、この4枚の写真(2014年~2017年)は、病棟薬剤業務がなんとか軌道に乗り、「薬のリスクから患者を守る !!」ための色々な挑戦を続けていた時期です。とても大変ではありましたが、充実していました。
2014年 業務標準化による病棟薬剤業務の質的保証
新たな業務への取り組みに必要なことは、全スタッフの業務の質を一定レベルを保てるように「標準化」を行うことです。そのために必要なのは、「何をするか」という目標を立てることです。
2015年 薬物治療時のリスク低減に向けた業務展開 - 薬剤師は、薬のリスカから患者を守る !! -
病棟での業務が拡大すると、患者はもちろんのこと、医師や看護師などの医療スタッフから、「薬剤師の仕事って何 ?」と問われます。
その答えを、「薬のリスクから患者を守る !!」としました。
2016年 医薬品リスク管理計画(RMP)を活用した副作用モニタリング - 薬のリスクから患者を守る !! -
そのひとつとして、医師も看護師もなじみのない「医薬品リスク管理計画(RMP)の利用」を考えました。
2017年 “Risk Based Approach”による人材育成
患者の格物治療に貢献するためには、限られた時間でメリハリのある業務を行う必用があります。そこで導入したのが、リスク評価に基づいてメリハリをつける「Risk Based Approach」という視点の導入です。
そして、「情報を使う」だけでなく、「新たな情報を作る(蓄積)」ことに向けて取り組むことを、対人業務の次の目標としました。
毎回、指定されるテーマが異なりました。個人的には、薬剤師の進むべき方向性を整理できるので、気に入った企画でした。そして、これらのボードを、外来者にも目に付く薬剤部内の場所に掲示しました。毎回、楽しみながら作成しました。
退職した2018年以降も、この企画は続いているのでしょうか?