こんにちは！
毒親生まれ毒親育ちの
近江莉奈です
前回に引き続き
私の子供の頃を少し振り返ってみます。
【前回はこちら👇】
私の家庭では、父親が
母親と私たちを殴るのは
【日常で普通】の事だと
いつしか漠然と
思い込んでいました
私はいつ…
殴られるかの恐怖と
いつも隣り合わせで、
小学生の頃には
狭い３LDKのマンションで、
逃げ場を確保する
様になっていた。
私の部屋は1番狭く
四畳半だったが、
３つあるうちで、
唯一、内側に鍵が
備え付けられていた。
それが物凄く、
何よりも有難かったのを
覚えている。
無意識にも神様に、
手を合わせて
お礼をしていたくらいだ。
父の少し大きな声が、
居間から聞こえると、
途端に胸が張り裂けそうな
不安が、
ぐわっと胸の奥から
込み上げて来るのです。
それは、父が仕事から
帰宅した時にも
同じ反応が起こっていた。
不意に
大きな物音がしたならば…
母は無事か
？？
やばい
やばい
やばい
恐怖と不安が
一気に込み上げてくる。
条件反射だ…
その瞬間、
身体からも心からも
恐怖で震えが起こる。
もはや、
安全地帯など
この家にはどこにも無い…
なんと劣悪な環境
だったことか…。
ペットの猫の
安全確保にも
私はいつも必死だった。
そして
私には２つ上の姉がいた。
過去形だけど、べつに死んではいない。
私は
同じ環境に身を置く
仲間として
とても、
いや…
もの凄く仲良くしたかったが、何故か姉には嫌われ
拒否られていた
大人になった今は、
すでに
絶縁状態…
なので、
姉妹でも合う合わない
はあるので、
それはそれで良しとした
私から見た母は、
いつも殴られていて、
小さくて弱くて
可哀想な人に見えていた
だけど、
人前では明るく
殴られている事を
微塵も感じさせないくらい、
幸せを取り繕って
生きていた
私が幼稚園の頃の
記憶に
母とのやり取りを
今でも一つ
鮮明に覚えているものがある
その前の晩…
父に酷く殴られ、
母の片目は内出血で
真っ黒になっていた
翌朝、
ごっついガラス製の
灰皿が玄関前に
捨てられていたので、
多分…
それで殴られたんだと
子供ながらに感じていた
それより前に
父が酔っ払って
暴れていた時に、
寝ていた私が、
起きて来た
事に腹を立て、
危うくそれで、
叩かれそうになったの
を事を思い出した
※人の脳は
命に関わる危険は強く記憶
する。
その日の朝、
元気のない母と2人で
幼稚園までの
道のりを
いつもの通り歩いていた
が、
残り100mくらい？
その辺りで、
母は、突然しゃがみ
私の目線の合わせて、
ここから、
一人で歩いて行ける？
と、
繋いでいた手を握りながら、
もう片方の手で
片目を隠して
心配そうに問いかけてきた
私は、泣きながら
一人で渋々歩いたが、
100mがとてもとても
長く感じたのを今でも
忘れてない
こうして、
私の中の純粋で
【一番重要な部分】に
約18年もの長き間に
渡り
心奥深くまで
【恐怖の刻印】
がジリジリと
無惨にも
刻み込まれていくのです
あなたの今が幸せでありますように