今まで33年間で5か国。
うむ。
少ない。
初めての海外旅行は高校2年生の夏休み。家族で行った香港ツアー。
記念すべき初めての海外は。。。
ほとんど記憶にありません。。。
覚えているのは、
パスポートの写真が死ぬほどブサイクだったこと。
初めての機内食に大興奮したこと。
ペニンシュラホテルでのアフターヌーンティーに感激したこと。
当時大流行していたプラダを買いに行こうと一人で専門店を訪問。
格好ダサすぎて警備員に入店拒否されそうになったこと＆店員誰も声をかけてくれなかったこと。
買いましたよ。ちゃんと。
屋台のフレッシュジュースがクッソうまかったこと。
弟がジャッキーチェーンの家を見て大興奮していたこと。
と、どうでもいいしょうもない内容しか記憶に残っていません。観光地の記憶とかありません。
人生二度目の海外旅行は大学３回生のとき。タイ個人旅行～女子二人旅～でした。
なぜタイになったかは覚えていませんが、言い出しっぺは私だったことは間違いないです。
当時、旅行には『しおり』必須だった私たち。
しおりのタイトル。。。
『タイでセレブ✨。異食を過食。』
しっかり韻をふんでいる。素晴らしい!!!!
旅って何が楽しいって準備が楽しいんです。
限られた日数と費用でどんだけ楽しめるかは、準備次第！
行き当たりばったりの人生ですが、旅だけは入念に下調べする私。
欲張りなんです。
ま、現地では英語ペラペラの友達の後ろをデジカメ片手にヘラヘラ付いていくだけの他力本願の旅でしたけどね。
でもすごく内容濃かった。
日本と全く違う景色。文化。
首都バンコクといえど日本と比べれば発展途上だった当時。貧富の差が激しく、少し郊外に出ればスラム街があったり、街中でも路上で暮らす人たちががたくさんいて。。。
とにかくいろんなことが日本と違っていて驚き桃の木の毎日だったことを覚えています。
食べ物全部辛いし。
とにかく暑いし。
街汚いし。
なんかあんまり好きになれなかった。
でも個人で行ったこともあって未だにいろんなことを鮮明に覚えています。
機内食でハーゲンダッツのココナッツミルク味が出て、それがまた死ぬほど美味しかったこと。爆睡してた友達は食べれなかったことに本気でキレてたこと。素晴らしい食への執着。
タクシーで変なとこ連れていかれそうになって車道走って逃げたこと。
タイの食事が合わなくて異食を過食できなかったこと。
まさかのタイで友達に遭遇。という奇跡が起こったこと。
アユタヤ遺跡に興奮したこと。
現地の学生にやたらモテたこと。
タイル張りの寺院や涅槃仏に感動したこと。
念願の水上マーケットで値切りまくった挙げ句、買わなかったら店のおっさんに指ファックされたこと。「お前らは日本人じゃない！そんなケチな日本人いなーい！」とキレられました。だって普通のお土産屋さんの5倍くらいの値段なんですよ。ありえへん。買うかーボケー‼︎‼︎
極めつけはホテルの部屋にあった出張マッサージの広告見て、「来てくれるとかめっちゃ楽やーん！」と呼んだマッサージが変なマッサージだったこと。
そうです。おっさんが頼むようなそういうやつ。
ドア開けたらミニスカの姉さん登場。
お互い状況理解するのに数秒間沈黙。
で、めっちゃ下手くそな普通のマッサージを受け、チップをがっつり取られそうになるも日本円で100円くらいしか渡さず、舌打ちされて去られ次の日もみ返しという、今となっては笑えますが、その時は騙された感満載でした。
後々考えると、
友達が電話で予約してくれたんですが、「マッサージ師は女性でいいの？男性じゃなくていいの？」と何回も言われたそうな。
そりゃ聞くよね～。
そういうのだからね～。
向こうも不思議だっただろうね～。
こうして思い返すと、濃い内容ですよね。
個人旅行ならではの体験。
個人旅行って自分の好きなようにいろんなことがカスタマイズできるけど、その反面たくさんの危険と隣り合わせなんですよね。
どんだけ下準備しても、どんだけ事前にシュミレーションしても、絶対何か起こるんです。
何もかも予定通りなんて絶対ないんです。
ツアーのようにとりあえずバスに乗ってたらＯＫ！なんてことないし、自分たちでアクション起こさなくては何もはじまらない。
生かすも殺すも自分たち次第。
でもそんなリスクがあるからこそ、濃い内容となって後々ずっと記憶に残るとる思うんです。
ツアーと個人旅行。
たいしいて海外行ってないし、全然旅慣れテーラーじゃないけれど
私はやっぱり個人旅行が好きかな。