珍しく

仕事中にスマホに着信が

 

出てみると、慌てた口調で

 

「お父さんが倒れた。どうしよう・・・!」

と、ちょっとパニックになった母からだった

 

(内容とは関係ありません)

まぁ、慌てても仕方がないので

「救急車よんで、病院へ連れていき。そこからまた連絡ちょうだい」と言って電話を切った

 

救急車は呼び慣れていたが、けっこう久しぶり

 

 

あぁ

あの頑固親父も

ついにお迎えが来たか

 

 

なんて思いながら、会社を早退して

病院へ向かった

 

仕事柄、慣れている部分もあるが

やはり身内が亡くなると、ドキドキする

 

病院に着いたら

母が落ち着いた感じで

「お爺ちゃん 死んじゃったわ・・・」

 

 

あらら、

今年は、どこか旅行でも連れて行ったろかなと思っていたのだが、それも叶わず・・・

 

(親父との最後の日帰り旅行)

 

 

ちなみに最後に交わした言葉は

洗面所で

「後ろ通るで・・・」 

 

「おう」

(敦賀のフグ)

 

あっけない最後だ

 

直ぐカッとなる親父

煙たがられて、いつも独りぼっち・・・

 

こんな人生で、楽しいか?

ってホンマに聞いたことがあるが

「いまさら変えられへん」

と頑なに変えようとしなかった

 

ほんまは寂しいくせに・・・

 

ふぅ

さて

別段、慌てることもなく

(一度経験があると、だいたいすることは分るので)

 

お寺とお寺の紹介で葬儀屋さんへ連絡

身内にも知らせて

葬儀の準備が始まりました

 

が・・・

 

大阪の場合

家で亡くなると

(誕生日に親父に送ったケーキ)

 

遺体は警察に連れていかれ

検死と解剖があります

(解剖するかどうかは監察医の判断で変わります)

 

その間、家では

警察が来て事情聴取と発見時の状況等々

何度も聞かれます

ほんと

警察さんとお話しすることがいっぱい

ただ、第一発見者が私ではなかったので

母と弟が延々と質問攻めです

 

とりあえず

答えがぶれないように

「同じ質問には同じ答えね」と軽くアドバイスして

横で見てました

 

一方警察署では

死体検案書という書類を作るにあたり

監察医さんの検死解剖がありまして

谷町4丁目にある施設まで運ばれるとのこと

 

それで、帰ってくるのは

明日になるか

明後日になるか・・・

マジで面倒だ

しかも、費用はコチラ持ち・・・

 

 

会社が作成してくれる訃報に

葬儀日時を伝えないといけないのだが

 

それがなかなか決まらない

 

困ったなぁ・・・

 

それほど混んでいなかったのか

亡くなって1日後に帰ってきました

 

ちなみに、病院で亡くなると、この作業は無いようです

 

さて、

そこから、葬儀屋さんと日程を決めて

お通夜、お葬式を執り行いました

 

今回は、母の意向もあり

会社やご近所も呼ばない家族葬ってやつにしたのです

 

やっぱ、お別れに来る人が

家族だけというのは寂しいですね

 

父は、末っ子だったので

親戚も兄弟も殆ど亡くなっていて

 

お兄ちゃんとその家族だけ来てくれました。

 

焼香も直ぐ終わっちゃうし・・・

 

読経の方が長いわ・・・

 

あぁ

なんか

一人寂しく あの世へ行ってしまった感じ

 

どんな人生だったんだろう

 

一生懸命

私たちを育ててくれたけど

 

瞬間湯沸かし器みたいな性格なので

みんな寄り付かず

 

話せば愚痴や文句ばかりだからね

 

 

もう聞くことはできないが

 

親父のことだから

どうせ

「つまらん人生や」って言うんやろな

 

人生を、豊かにするのも、寂しくするのも

自分次第なんだけどね

 

ふぅ

 

ちゅうことで

部屋が一つ空きました

 

なので、ここを活用したいと思います

 

それではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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