いつの世にも故障は絶えない
そのころサンバー家では、故障バイク改め方という素人による修理改造で費用を浮かせていた・・・
(鬼平犯科帳OP風に・・・)
簡単な故障修理を、さも難しそうに見せるために・・・
独自のええ加減さを与えられた この故障バイク改め方長官こそ
サンバーT ひとよんで ええ加減なサンバーなのである・・・
ど~ん
ええ加減故障修理帳
大阪の役宅では
クランクケースの激しい取り調べが行われていた
さぁ
白状したらどうなんだ! ビシ←竹刀で叩く音
お前たち一味が
二次エアを吸い込んでいたんだろ
あの不良のシールがすべて白状したぞ
お前たちの目的は何なんだ!!
ビシ バシ!
へっ・・・←ケースが口を割らない
と、その時であった
取り調べを行っていた同心 忠五郎はあるものに気がついた
キックスターター軸穴に黒い輪があることを・・・
おい!
その小さな黒いものは何なんだ
あ、これですかい
Oリングってやつですよ
ここからもオイルを漏らすことができるんですよ
へっ へっ へっ
と不敵な笑みを浮かべながら答えるケースであった
なに~!
ビシ!
お頭
あいつなかなか口を割りません
しぶといですね
あのな 忠五郎←中村吉右衛門の長谷川平蔵風に
故障とはな
普段からの手入れを怠ると起きやすいものよ
たとえば日頃のオイル交換
人任せではなく、自分で行うことで
オイルの減り具合
色
匂い
色んな事がわかってくるものよ・・・
ま、傷んだ部品、消耗品を取替えてやりゃ
ケース一も改心するだろうよ
この
故障すれば捨ててしまう
使い捨ての世の中にあって
修理し再び走らせることに情熱をささげる
サンバーTなのであった・・・
・・・
と鬼平犯科帳風なのはこの辺りまでにして
エンジンをばらし
取外したのはクラッチ
金属プレートと摩擦材によって構成されています
摩擦材を新しいものに取替えます
ギアオイルをたっぷり染み込ませ
プレートに挟み込んでいきます
クラッチプレートの
溝を合わせて、バスケットに入ることを確かめたら
できあがり
エンジンに組付けるまで
しばらくジップロックにいれて しまっておきます
ふぅ
寒いですね
私の簡易作業場はビニールシートで覆っただけ
電気ストーブだけでは寒くて寒くて
少し体を温めに
やってきたのはミナヅキ珈琲
珈琲を飲んで一息つきます
ふぅ
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