草津宿を出発しました
あのトンネルを抜けて、直進すると
次の宿場、守山へ行きます
でね、あのトンネルって何だろうと思ってたんですよ
山でもないし、鉄道でもないし
何のトンネルって思いませんか?
実はここ 川の下を通るトンネルなんです
草津川は川床が高くなっていく天井川
そこで、明治時代に橋をやめて、下にトンネルを作ったようなのです
へぇぇぇぇ
って思いながらトンネルを抜けたのですが
更にすごいことに
この川、廃河川なのです
草津川は、天井川なので洪水の危険性もあるため
少し上流から草津宿を通らないルートに川を付け替えたのです
だから、今はトンネルの上には川が無く
緑地帯になっています
これまたすごい!
と現代の土木技術に感動しながら
トンネルをくぐると
商店街に出ました
以前は、大きなアーケードがあった商店街だったようですが
やっぱ時代ですかね
余力のあるうちにアーケードを撤去して
維持費を削減したのでしょう
どこの商店街も苦しい台所事情なのでしょう
さ、どんどん進みます
商店街を抜け
駅前の通りとの交差点
ここに一里塚があったようですが
今は何の痕跡もありまへん
それよりも、その先に見えるのは
赤い丸に 横線
なにぃぃぃぃ
進入禁止か!!!
原付の旅で最もつらいのは
自転車と違って一方通行を逆走できないことなのです
それゆえに、街道を迂回したり、時には押して街道を辿ったりします
特に、市街地の街道って
道幅が狭いでしょう
なので一方通行が多いのですよ
困りました
あとは、補助看板に
「二輪車除く」とか「自動車」とか
原付が除外されていることを祈るばかりです
ゆっくりと道路に近づき
どきどき
どきどき
おりゃ!
「自動車(二輪除く)」となっていました
お~
ラッキーです
これで正々堂々走って行けます
ただ、気をつけないといけないのは
前からくる自動車です
原付が逆走してくるなんて、あまり考えていないのでしょう
コチラの事を気にせずに、かっ飛ばしてきます
この車も、こちらに気付かず右折しようとしていました
ふぅ~
危なかった
と、どんどん旅を進めていくと
直ぐに守山宿についてしまいます
というのも、
守山宿までの距離って
1里18町
あ~~も~~
計算が面倒ですが
1×4+18×0.11です
よって4+1.98=5.98kmと・・・
6km無いのですよ
なんでこんなに近いのでしょう
だいたい他の宿場の間隔って10km~15㎞位なのにね
あ、このままいくと守山についてしまいます
どうしましょう
ちょっと回顧録にでも話をかえましょうか
以前のブログで東海道にするか
中山道にするか、選択するには新たなファクターが必要だと書いたのですが
覚えてます?
たぶん覚えてないと思いますので
ブログを貼っておきます
で、新たなファクターって
車を置いたあと、効率よく戻ることを考えると
交通の便かなと思いました
草津で中山道を選んでくれたDiBlasiさんも
そこを考えて決めてくれたのでしょう
だって、
中山道沿いには 東海道線が走っているのですが
東海道沿いには、草津線と関西本線です
そうなんです
鉄道の東海道線て
岐阜位まで
中山道と並走するのです
東海道新幹線も同じです
かたや東海道はローカル線が並走するのみ・・・
時刻表を調べてみます
草津駅から一つ東京方面の駅の時刻表は
東海道線守山駅
10時台で 1時間当たり6本
草津線の手原駅
10時台で1時間当たり3本
もう倍の開きがあるのです
(時刻表はイメージです正しくありません)
これが、もっと先の宿場になると
関西本線 関駅の10時台は
1時間当たり1本になってしまいます
こりゃ、1本列車を逃したら、全体の行程が1時間遅れてしまいますので
効率的とはいいがたいですよね
きっとDiBlasiさんもそのことを考えて
中山道を選んだのかな・・・・
(一応、ディブラッシさんが選んで中山道を走ったことになってます。細かい所はスルーしてください)
さて、そろそろ
長くなってきましたので
本日はこの辺りまでにいたします
只今、絶賛後悔中のDiBlasi街道を行く
大津宿から草津宿までの動画をアップしておりますので
良かったら見てください
どう作っても、暗くなるので
暗さに磨きをかけて作ることにしました
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