12/5にひっそりとオープンした代官山の蔦屋書店に行ってきた。
http://tsite.jp/daikanyama/store-service/tsutaya.html
代官山 旧山手通り沿いの広い敷地に現れた3棟の建物。ハイセンスな図書館と高級カフェが一帯になった様な空間である。


書店は3つの建物で構成され、1Fは洋書も含む書籍とステーショナリー、2Fは映像フロア、音楽フロア。それらの空間を繋ぐ様にラウンジカフェが存在する。
経営はあのレンタルのTSUTAYAと同じCulture Convenience Club (CCC)だが、今までの本屋、レンタルVideo店のコンセプトを覆すものだ。
書籍コーナーの蔵書数は凄い。アート、車、建築、人文・文学、料理、旅行書などのコーナーがあり洋書やそのビンテージものまで含まれる。それが「所狭し」ではなく「ゆったり」と閲覧できる空間の中に並んでいる。


店員の中にはプロのコンシェルジェがいて絶版になったヴィンテージものの文学書等を懇切丁寧に説明していた。
これは車雑誌のコーナー。世界のカーグラフィックス誌が楽しめる。車ファンにはたまらないだろう。

これはステーショナリーコーナー。3000円くらいから12万円までの万年筆がずらり。

スイスのカランダッシュの高級万年筆「バリアスコレクション」。。。値段を見てため息。とりあえず眺めるだけ。筆記具はどうせすぐ紛失するから高級品などは必用ないと自分を納得させる。(笑)

さて、本題に入るが、私の目をくぎ付けにしたのは膨大な蔵書を誇る雑誌コーナー。棚の上のほうに「平凡パンチ」「明星」などのバックナンバーが飾られているではないか!!


早見優や河合奈保子。。ひょっとして、まさかと思い目をこらすがキャンディーズが表紙の物がみつからない。他の号の表紙も見たいが手が届かない。

しかしついに1冊発見! 1980年の「写楽」の伊藤蘭特集だ!
ビニールが光ってわかりにくいが上の段の右から2番目。これは売り物なのだろうか。。

1Fにはスターバックス、2Fにはヴィンテージ雑誌で囲まれた「Anjin」という高級なカフェがある。

このカフェ「Anjin」がすごい! 「平凡パンチ」が創刊号から1977年まで全部揃っている! キャンディーズ掲載の号を探そうとしたがあまりの数に時間が無く断念。
昭和51年のアグネスラム表紙の号を手に取り席に戻る。これでも十分に昭和に帰った気分に浸れる。


尚、このカフェは最低でもコーヒー1杯800円の投資は覚悟してほしい。その価値は十分ある。またドリンクや料理のメニューは紙ではなく各テーブルのiPad2で選ぶ様になっている点も記しておく。様々な新しい試みがなされている。
ちなみにこれは2Fの映像コーナー。基本はDVDのレンタルだが一般のTSUTAYA店舗とは一線を画したハイセンスな空間。

レンタルの手続きはこの端末で行う。右側にT-Pointカードを入れ、DVDのバーコードを翳す。左の丸い穴の様な所はコインの投入口。端末一つにしても木目調で徹底的なこだわりである。

借りる前に専用デスクで自由に視聴が出来る。実に贅沢だ。

代官山 T-SITE 蔦屋書店。オープンにあたって意図的に宣伝は控えた様だ。人が殺到するのを避けたのであろう。
知る人ぞ知る東京の新名所。ここに来れば昭和に会える。
たまにはオフ会をこういうところでやってみるのも悪くない。
(ん。。予算が。。)
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それにしても代官山周辺は私の様な庶民とかけ離れた文化的でハイセンスな街だ。
同じ旧山手通り沿いにある有名なレストラン マダムトキ。

こんなところでミキちゃんとお食事できたら。。。妄想は夢の中で。

代官山あたりを歩いているとミキちゃんのオーラを感じてしまうのは気のせいだろうか。

気がつけば、今日はもうクリスマス イブですね。
今年の聖夜はどの様な思いで迎えられるのでしょうか。
ミキちゃんそしてご家族のお末長いお幸せを祈っております。