パンデイロは写真の様にいわゆるタンバリン系統の楽器ですが、ブラジルではその奏法もサウンドも異なりかなり奥が深いです。

自分のパンデイロ奏法は根本から矯正されました。なぜなら学生時代にブラジル人に教えてもらった古いスタイルの上に我流を重ねていた為です。右手の動きだけに偏重したリズムの叩き方から、左手のハンドモーションを使ってヘッドやリムを指先や手の付け根に当てに行く奏法への大転換の指導を受けました。こうすると右手の自由度が一気に増して、手のひらでのスラップショットの複雑なパターンがやりやすくなります。
といっても何の事かイメージわかないと思いますので興味のある方は以下の画像ご覧ください。
マルチダマーチによるBOOMの「風になりたい」のカバーです。(※今回のワークショップとは違うバンドです。)
UP主様 映像お借りします。_o_
左で演奏しているのが名手ハセタクさん。パンデイロかっこよすぎ!
こういう風になりたいです。
ボーカルのマチルダさんが最後アゴゴを叩くところのノリが最高ですね。
さてワークショップに話を戻します。
今回の参加者は男女12名程。そのうちなんと半分が女性です。(しかもベッピンさんだらけ!!)
サンバやボサノバの愛好家は増えていますね。
低音楽器のティンバウを習っている女性もいました。(以下の写真) これはサンバの基本の2拍子を刻むものですが女性が膝の上に寝かせて叩く姿はなんとも美しいです。 リズム感抜群のミキちゃんにもぜひ叩いて欲しいな。(ちなみに「風になりたい」はミキちゃんに是非歌って欲しい曲の1つです。)

仕上げに全員でブラジルの伝統的サンバ曲 "Marinheira So” をポルトガル語で歌いながら習いたての楽器で大セッションしました。自分は速いリズムにはとてもついて行けず新奏法のマスターには時間がかかりそうです。。。。。
とはいえ久々に有意義で楽しい1日でした。

今日はブラジルネタでしたが実はキャンディーズネタに少しつながっています。
続きは次回のBlogにて。