自分の思考をずっと観察していると、自分が思っていた以上に、今まで思考が自動的に行われたことに気づきました。

そうすると、自分の思考がまるで勝手に起きる現象のように感じられます。そして、自然と湧き上がる思考を俯瞰的に観察している視点が現れます。

この俯瞰的な視点に立つことで、意識的に思考をすることが可能となります。

スピリチュアルの世界では人生をより良いものとするために、引き寄せの法則、潜在意識、宇宙の法則などが提唱されていますが、自分の思考を自然な範囲でコントロールすることがまず大切だと思います。

俯瞰の視点に立つと、自分の中にある、ポジティブな思考やネガティブな思考に対する識別力が高まっていきます。

ポジティブな思考は、簡単に言うと良い気分がする思考のことです。より具体的に言うと、愛やワンネスに基づく思考で、純粋にワクワクしたり、胸が温かくなるような思考です。ネガティブな思考は、簡単に言うとあまり良い気分がしない思考のことです。より具体的に言うと、分離の意識に基づいて、不足感から何かを望んでいて、胸が痛くなるような思考のことです。

ポジティブな思考とネガティブな思考が区別できるようになったら、普段からそれらの思考をふるいにかけるようにします。つまり、ネガティブな思考が沸いてきたら、それに同調せずに受け流します。逆に、ポジティブな思考が沸いてきたら、そのまま、それに同調します。

このように意識的に思考をすることで、ポジティブな思考を積極的に選択することが可能となります。

ここまで読んで頂きありがとうございます。これからもよろしくお願いします。