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Gyan のブログ

新時代のヒーリング&エネルギー ワーク「コズミック レゾナンス」の創始者Gyanのブログです。
ヒーリングやスピリチュアルな世界の最先端でホットな話題を提供致します。

一部の人々のいあだで2020年代には、世界的に資本主義が崩壊すると予想されています。


この予想は、かなり信憑性が高いと考えられます。


なぜなら、多くの経済学者が認めていることですが、いよいよ資本主義経済が末期状態になってきているからです。


末期状態と判断できる指標は、南北格差から先進資本主義内部での経済格差の大幅な拡大が、この20年ほどで顕著になっていることです。


またリーマンショックや昨今のギリシャ危機などからも、漠然とながら資本主義の延長線上では、もはや出口無しの状況なのではないか、という懸念が多くの人々の間に広がっているのも、文字通り現実の状況を見事に反映しているといえるでしょう。


占いの分野でも、多くのプロの占い師が2020年代に資本主義が崩壊するのを、占星術の観点から予測しているようです。


アメリカ社会学会の会長を歴任していた世界的社会学者イマニュエル・ウォーラーステインが、「アフターリベラリズム」という著書辺りから資本主義の終焉が近いことを学問的に予告しているのも、資本主義崩壊が近いことを確信させる大きな要因になっています。


資本主義後の社会システムを展望するのは、かなり難しい全人類的な課題だと云われています。


「神との対話」という本の中でも、神様が新しい社会システムへの移行について語っているくだりがありますが、こうしたチャネリング情報も有力なソースといえるのではないかと思います。


元内閣総理大臣の鳩山由紀夫氏の言葉を借りるならば、「友愛社会」をどのような形で創出するかが、きっとこれから重要な課題になるのです。



前の日記では、まだまだ不十分な解説しかしていませんでした。

この日記では、もう少し洞察を先まで進めて行きたいと思います。

レイキが特殊なエネルギーであるという前提が間違いのもと、という筋に沿って議論を展開しましたが、この特殊なエネルギーという発想は、おもに気功と比較して語られてきたことでした。

気功では一般的にエネルギー伝授というスタイルがないことが多く、レイキではアチューンメントと呼ばれるエネルギー伝授が、一般的には必須だとされているので、人間が潜在的に備えている生命エネルギーとは異なった高次のエネルギーという想定で、レイキが特殊なエネルギーだとされたのが、もともとの発想だったわけです。

その後、臼井式レイキのオリジナルなエネルギーに対して、宇宙エネルギーという言い方は一般化したものの、高次のエネルギーという言い方はされなくなり、高次元レイキや発展型レイキといったレイキが世に広まるなかで、臼井式レイキのエネルギーが特別なエネルギーだという認識も薄らいできた感はありますが、もともと日本に逆輸入されて広められるプロセスでは特別なエネルギーという認識からスタートしているわけです。

それが、今でも根底の部分ではレイキについての認識の基礎になっています。

スティーブ・マレーなどが批判しているのは、まさにそうした最初の段階での認識が厳密には正しくないということです。

特別なエネルギーであると見なすことは、シンボルを秘密にすべきである、アチューンメントの方法も秘密にすべきである、という結論にも繋がります。

レイキのスクールでは、人間の本来的な潜在的能力をどう上手く活用するかを教えている、という認識が基盤になっていれば、秘密にすべき、という発想にはおそらく繋がりません。

また、特別なエネルギーだから、誤用するとその反作用として負のカルマを創ることになる、という発想も出て来にくいでしょう。

そもそも基本的に誤用という発想にはならないわけです。

スティーブ・マレーは著書のなかでレイキのシンボルやアチューンメントの方法を全面的に公開しています。

これには賛否両論ありますが、ある有名な日本人のレイキマスターが批判しているように、秘密を公開するのは越法罪(おっぽうざい)になる、みたいな批判は根本的に当てはまらないのです。

これは間違った認識を基盤にしていると、こんな脅迫じみた発想に繋がるという典型的なケースです。

なぜ越法罪になるという批判が間違いかについては、以前詳しく論じたことがありますが、シンボルの公開の是非はあくまで社会的な合意に係わることで、密教が様々のエネルギーやテクニックを秘密にしているのとは同列に論じられないという理由からです。

レイキのシンボル自体にエネルギーが秘められている、だからシンボルを特別に尊重しないとならない、というのであれば、こうした発想も成り立つし、レイキが特別なエネルギーであるという発想も間違いではないでしょう。

しかし、これもスティーブ・マレーが批判していますが、シンボル自体にエネルギーが秘められているわけではないのです。

シンボルやマントラは、あくまでツールに過ぎません。

シンボルを活用することでエネルギーが発動するのは事実ですが、あくまでシンボルを通してエネルギーが発動するのであって、シンボルにエネルギーが秘められているのではないのです。

その証拠として、シンボルを使わなくても、例えば遠隔レイキが可能です。

しかも、シンボルに頼らなくてもOKになるのが、本来レイキヒーラーが目指すべき状態です。

正しい考え方に依拠しないと、ヒーラーとしての成長も阻害されます。

正しい教えが欠落していることで、実際に日本ではレイキヒーリングの発展が著しく阻害されているのが現状です。
前の日記で紹介したアメリカ人のレイキマスター、スティーブ・マレーの本に書かれていたレイキの間違った教えについての詳しい解説には、ほとんど同意できるのですが、ぼくなりに改めて何が勘違いなのか、どこに難点があるのか、やや詳しくまとめてみることにします。

レイキの教えについて語ることで、かなりの程度までヒーリング全般に係わる問題点が指摘できるので、レイキの教えの誤解について語ることには、レイキに対する認識を深める以上の意義があると考えています。

スティーブ・マレーが指摘している問題点の核心部分を簡潔に述べると、こんな感じになります。

まず、レイキは他のヒーリングと同様に人間の潜在的な能力に依拠したヒーリングであり、決して特別なエネルギーを用いたヒーリングなのではないということです。

なのでレイキのアチューンメントも、レイキマスターが特別なエネルギーを相手に与える行為ではないわけです。

だから誰かからアチューンメントを受けなくてもレイキが出来るようになる人がいても、別段おかしくはないことになります。

レイキが特別だという発想は、特別なエネルギーを使うのだから誤用するとカルマを生み出す、という発想に繋がっています。

だから無心でなかければいけない、となる訳ですが、ノーマインド=無心が意識集中や意図設定に反するかのように考えられてきたのは、和尚ラジニーシの弟子たちが安易な解釈から、こうした考え方を広めたのも、かなり誤解が広まった要因になったと思われます。

そもそも、スティーブ・マレーも語っていますが、特別なエネルギーという認識が間違いのもとです。

そうした誤解が、愛情を込めてレイキをするのもエゴになる、といった誤った解釈に繋がり、エゴに基づいたヒーリング行為がカルマを生み出す、という間違った認識に繋がったわけです。

そもそも、何をエゴと判断するかについて、極めて主観的な判断基準しか明示されていませんが、そこが例えば和尚ラジニーシの講話の弟子に与えたマイナス面です。

これは他の何人かのスピリチュアルマスターにも当てはまります。

以上がレイキに対する間違った認識の核心部分を構成している決定的な一部です。

意図や集中の重要性は、あらゆるヒーリングの基本として正しく認識される必要がありますが、レイキが特別なエネルギーだという誤解によって、正しい認識が歪められたのです。

しかも、大多数のレイキヒーラーが、そうした不適切な教えに洗脳されることになりました。

問題の根は非常に深いのです。