しつこい!シリーズ8弾目てございます!
インターナショナルマーケットプレイスで弾けた我ら。
出番終わりホッとして歩いてホテルに戻ります。
こんなカッコで歩いても、誰も不思議がらない、浮かない、全く問題ないのが、ワイキキの良いところ(笑)
はい、お部屋で一息ついて、夕方の出番に備えます。
鬼軍曹は、束の間喉の乾きをビール🍺で潤し(笑)
お支度第二弾に続きます。
今度のドレスは、デザインも色も希望通りのスタイル。
ドレスデザインは、私で、それを希望通り作ってくれる生徒さん!そしての力作は帽子です。
クラウンレスハットといい、昨今流行ってる、頭のテッペンがないタイプのお帽子。そこに手作り完璧オリジナルデザインのリボンレイを付け、かの「オオヤマサコ」に匹敵するピンクババアが出来上がりました!
アンテナことアンティナニが
「カベヒ、最近こんなクラッシックなクプナのドレスは目にした事がなかったよ。頭からつま先まで、完璧なクラッシックスタイルだよ、素晴らしい!懐かしい思い出がたくさん、蘇ってくるようだよ、ありがとう!」と仰ってくださいました。
まぁ!アンティ!なんという嬉しい褒め言葉をいただいたんでしょう!
まさに、クプナ(年配者の事です)の可愛い感じを出したかったんです!それをハワイの方から直々お褒めいただくなんて、事の他嬉しかった!
愛情たっぷりのフレッシュプルメリアレイと、ティーリーフマイレのレイを付けて、準備完了です!
ホテルから次の会場「クヒオビーチ」までは、カラカウア大通りを渡ってすぐ!
皆んなでゾロゾロ歩いてる最中から、全く見ず知らずの観光客の方から、たくさんたくさんお褒めの言葉をいただきました。
会場に着いてクムにこのスタイルをお披露目したら、たちまち涙を流されて感激してくださいました。
やだ!ロエア!踊る前にこっちも泣いちゃうじゃん!
そして、出番を待つ事しばし。スタッフの方から呼ばれ「進行が20分押してまして💦松田先生グループは19:10の予定が19:30となっております、と。
な、な、なんですとぉ!
私の指定したのは、ちょうどサンセットでオレンジ色の空が暮れなずむベストタイムのはずだったのに!
ま、でも仕方ないやね、そりゃ。
なので、はい、オッケーですと言う意外なく。
だがしかし、そのおかげでで、クムとカビカさん、アンテナも含め皆んなで手を繋ぎ「Pule」をしていただきました。
ハワイでは踊る前に「Pule(お祈り)」をします。
時間に余裕があれば、ハワイアンソルトを口に含み、ティーリーフをまといのプレ。
この日はハワイアンソルトこそありませんでしたが、クムから直々にプレを受ける事が出来ました。みんなで小声でoliを言い、そして気合いを込めていただきました。
そしてクムからそっと呼ばれた私。
クムから「カベヒ!やってきなさい!ステージに火をつけておいで!」と
そうなんです。
実はこの日のクヒオステージ。
クムの甥に当たる kumu wailaniと言う方がいて、クムは、この、ワイラニさんとカビカさん2人をウニキ(フラの全ての知識を与えて卒業させること)させて、「Nā kumu(複数のクム)」と名乗らせ、ご自身はクムの上のクム「Loea」という立場になられたのでした。
なので、このブログでは、ロエアカピオラニハオの事をクムと表記してますが、実際、公式に表立った場所では、ロエアとお呼びしている私だったのです。
前置きが長くなりましたが。
このクムワイラニ。我が家にもご家族連れてさくらんぼ🍒狩に来てくださったり、とてもお世話になってる方。
奥様は、日本人でもちろんハーラウをお待ちで、「アヤコ先生」とお慕いしております。
で!このクムワイラニに日本国内でクム師事する日本のハーラウをお待ちの先生方が、なんと50人以上いらっしゃるのだとか。
その先生方チーム25人以上、アヤコ先生の生徒さん含め、ワイラニのBigグループが、3チームも参加していたんです。
で、話は元に戻ります。
ロエア カピオラニハオに直接クム師事してるハーラウが、うちと、横浜の早雪先生ハーラウ、湘南の智子先生ハーラウ。
つまり、ロエア傘下になるグループが固まった時間帯に踊ったのです。
それの口火を切るのが、うちのグループだった訳で
なので、クムに「カベヒ!やってこい!盛り上げてこい!」と猛烈にハッパを掛けられたワケなんですよ。
なので、私は「はい!やってきますぜ!」とガッツポーズをクムに見せての、いよいよ登壇(爆)
そして踊った2曲。
一曲目はなんと思いっきり下ネタ芸のmele。(爆)
子供もにゃ踊らすのは厳禁🚫、若い子達が踊ると、ちょっち生々しくて。
ならば、スイモアマイモカミワケタ!我らクプナ(ババア達)の出番じゃろ!とばかり、いぎなりコミカルフラをぶっかまして参りました(爆)
お題は「Kananaka」(爆)
そう、若い男子〜が、美貌でエッチな人魚🧜♀️のカナナカちゃんに、いいように弄ばれカッチカッチに(何がとはココでは書けまへんがな、奥さん)になって、やばいわ、やばいわー!という楽しいmele
今年のメリモでもどこかのハーラウがご披露しておりましたが、さすが本場!それは可愛くお上品なフラになっておりました。
だがしかし!ワシら日本のオバさん達じゃけん!まかしとき!笑い取ったるで!とばかりにいざ本番。
ええ。多分、この日1番の声援、手拍子、お笑いをいただいたフラとなりました!
2曲目は、クールダウンというべきか、しっとりと「Makani ʻoluʻolu」をご披露。
地元のクムフラお二人が見てくださり、それぞれ踊り終わったら評価を短く下さるのですが、クム サリーヨーザ先生より
「あんた達!なんていうカナナカ!クプナのお茶目が最高だったわよ!」という内容のお褒めをいただきました(爆)なので「私は自分のクムからいっつも「おちゃらけカベヒ」って呼ばれてますねん、言うたら「え?あなたのクムは誰?」とおっしゃるので「カピオラニハオ先生ですねん」と答えたら「ぎゃーー!大好きよ!愛すべきクムよ!」と。もう場内大盛り上がりとなりました。
で、踊り終えたらクムがすっ飛んできたので
「火🔥付けたったで!」と言ったら、泣き笑いで強く強くハグしてくださいました。
うちのおばちゃん達も精一杯頑張ってくれました。
下手は下手なりに元気よく!心からの笑顔で踊れ!と出番前の鬼軍曹に言われ、本当に頑張りました。
めっちゃ褒められて喜ぶカベヒ(笑)
カピオラニグループのトップバッターで盛り上げたあとは、全く知らないステージを見て下さったお客様が、次々と声をかけてくださいました。
「よかったよ!最高!」「一緒に写真撮って!」等々。
誰や?この外人さん。きゃーきゃー言いながら写真せがまれて(笑)
このおっちゃんは「最高だったぜ!」と渋く言われて去って行きました(爆)
最後のトリと、その前の枠は、早雪先生と、智子先生のハーラウ。もちろんしっかり応援させていただきました!
私たちの身につけてるフレッシュレイとココは、カビカさん達に作っていただいたおかげで、こうやって身につける事ができました。
最後の表彰式。
それぞれの評価がハワイ語で書かれた盾と記念品をいただきました。
その後皆んなはホテルに帰り、衣装を脱いで。
もう夜も遅かったので、なんといつも開いてる、私のハワイの定宿の一階にあるデニーズに、クムとカビカさん、カフアちゃん、カベヒ、早雪、智子両先生の計6人で、クタクタになってたどり着いたのは夜の11時でした(笑)
ホテルに帰ったら真夜中になってて。
ようやく長い1日がこれで終わったのでありました。
皆んな本当によく頑張った!