がんとの共存୧(๑•̀⌄•́๑)૭✧

この前、『がん』のために『うつ』になっちゃわないようにするにはどうすれば良いですかっていう質問をいただいたの…。

私はがんサバイバーになってたった3年で、まだまだアドバイスするような立場ではないけど、私なりに書いてみようかなって思います。

私はもともと『なるようになる』って思っているし、どっちかっていうと楽天的？のんき？な性格もあるせいか、『がん』って言われても、めちゃくちゃ落ちこむことはなかったの。。

でも、やはり全然気にならないと言ったらウソになっちゃうかな。。

告知された時、めちゃくちゃネットで胃がんのこと調べまくったし、胃がんブログも読みあさっちゃった。

でもあまりネットで調べまくると、さらに落ち込んじゃったり、悲しいご報告のあるブログを見つけちゃったりしたら心が重ーくなっちゃったりした…。

（どこかに安心感を見つけようと調べてるのに、逆効果じゃん…）

『胃がん』って言われた時、母が若くして『肝細胞がん』で告知後2年くらいで亡くなったこともあり、『私も、もう少ししたら死んじゃうのかな…』って思ったのはホントだし…。

母がすごく苦しんだのを見てたから、私も苦しくなっちゃうの…って怖くなったのもホント。

でも私の場合は、何か、自分が好きなことに夢中になってる時は『がん』のことなんて忘れちゃうの。
退院してから1か月ちょっとで大好きなユーミンのLIVEに1人で行ったの。
行くまでは途中で気分が悪くなったらどうしよーってすっごい心配だったんだけど、LIVEが始まったらすごく楽しくなっちゃった。
もう、胃がんのことなんてどっかへ吹っ飛んじゃってた。

今も、自分が何か好きなことに熱中してる時は、「あれもしかして私、『がん』だったんだよね。」って病気のことを忘れちゃってる時があるの。

例えば、質問していただいたブロ友さんは家庭菜園をやっていらっしゃる。🍅🥒🍆

植物が大好きな方はきっと落ち込んでいても、植物に触れると心が優しい気持ちになれるし、イヤなことも受け流せるんじゃないかなぁ…。

お料理が好きな方はお料理かなぁ…。
そう言えば、先日朝日新聞デジタルで『僕のコーチはがんの妻』っていうお話を（無料の部分だけだけど〈すみません〉）読んだの。
全16話で、最後に連載後記がついているの。
（最初の2話分は全部無料で、後は半分ずつくらい無料で読める）

奥さまががんになり、ご主人（作者）に料理の熱血指導を始めたことを闘病記録と一緒に書かれている記事。
お二人の食事作りは、病気を忘れられるオアシスになっていったんですって。
奥さまのイラストやレシピも載っているよ。

奥さまがご病気に負けずに明るいのも伝わってきたし、やっぱり何かに夢中になるって良いことだなぁって思ったの。

無料分を読んだだけでも、泣かせるほど奥さまが明るいのが伝わってきた…。

涙がポロって出そうな気もしたけど、有料で読んでみようかな…

僕のコーチはがんの妻クリックしてね

僕のコーチはがんの妻：朝日新聞デジタル朝日新聞社のニュースサイト、僕のコーチはがんの妻に関する記事一覧ページです。朝日新聞デジタル

『がん＝死』じゃないよね
『がん』は、盲腸みたいに治ってしまう病気ではないけど、『特別な病気』じゃないって思うことにしたよ。

今や2人に1人が『がん』になる時代。
『がん』は、高血圧や糖尿病や高脂血症と同じように『慢性疾患』のひとつだって考えましょ
共存していこうヨ

生存率だって、前回のブログに書いたように、『サバイバー生存率』は年々上昇していく。

それに、5年生存率というのは、がんの治療開始から5年後に生存している人の割合のこと。
例えば、今年出される5年生存率は、今から5年前に治療を始めた人の生存率であって、これから治療を始める人には意味のない数字なんだそう。

だって、医療技術は日進月歩だから
絶え間なく、急速に、どんどん進歩しているんだから
この5年間で新しい抗がん剤や治療法が開発されて、治験が進んでいる薬もある
長く生きれば、それだけその恩恵を受けることができるのだ。

例えば『がんの統計'18』によると、ステージIIIの胃がんを診断された人の5年生存率は38.3％。
（私はステージIII Cで低分化型だからもう少し低いかな？）

だけど、『がんの統計'18』は2008-2009年に診断された人々の結果を集計したもの。
当時と現在の間には、手術後の再発を予防する抗がん剤治療の進歩があるので、今は生存率が向上している可能性があるってこと。

【ちなみに、2020年3月発表（国立がん研究センター）の生存率は、

✴︎5年生存率（2009-2011年の診断）

〈胃がんステージIII  UPして45.7%〉

✴︎10年生存率（2003-2006年の診断）】

それに、この生存率にはがん以外の病気で亡くなった人も含まれる。

だからステージが確定した時の生存率なんて、気にしない、気にしないって私は思うようにしているの。
数字にとらわれすぎるのはよくないって思うようにしましょ。

生存率や余命なんて…。
『あなたは〇〇がん、ステージは〇、だから余命は〇年』とか言われても、それはただのデータ的判断。

確かに参考にはなるけど、参考は参考。

人間は十人十色。誰一人全く同じ人はいない。
病名やステージは同じでも、年齢、性格、考え方、生活習慣、生き方、精神状況…みんな違う。
一人一人の『いのち』には違いがあり、個性がある。

進行がんの宣告を受けても治る人はいる
絶対データだけでは測り知れないと思う。

最も大切なことは免疫力を高めることだと思うの。
病気でも病人になっちゃいけないって思う。

＂病は気から＂だよ

外に出なきゃ。
人と会話しなきゃ
特に元気ながんサバイバーの方とのお話はとっても良いと思う
お仕事も良いし、お散歩でも、趣味のサークルでも。
おいしく食事して、趣味に打ち込む。

引きこもってるより楽しく日々を送った方が絶対良い。
（もちろん、時期が時期だけにコロナには十分気をつけてね。あくまでも、人と接点を持つ、関わりを持ち続けるという意味）

がんのことを忘れて、多くを望まない、穏やかな変わらない普通の日常生活を過ごしていけば免疫力は高まると思う。

『がん細胞』なんて不良息子。
長くかかるかもしれないけど、うまく付き合っていけばきっと不良息子も立ち直るわ

ホラ、ちょっと反抗期があっても将来的に良い子に、頼れる子に育つ子供のようにね

いつもがんサバイバーには不安が付きまとう。

告知のショック→治療の不安→再発・転移の恐怖

病気以外にも、家庭、仕事、お金のことetc…。
程度の差こそあれ、みんな同じ。
本当にストレスとの闘い。

でも、がん告知も『発見してくれたもの』って考えれば良いよね。

発見してくれたからこそ治療をして、治ったり、これ以上進まないようにすることができているわけで、発見されてなかったら今頃最悪な状態になってる…。

考えただけでもゾッとしちゃう

少しでもネガティブな感情を減らして、おいしいものを食べて、質の良い睡眠を取るようにしましょ

私、自分が病気になって初めて病気の人や治療している人の気持ちがわかるようになった。
お年寄りの気持ちも。。
明日は我が身…。

以前より少しだけ人に優しくできるようになったかなって思う。

健康な時はあまり意識してないけど、人間、みんな必ず終着駅がある…。

ある日突然不慮の事故や災害にあっちゃうこともある。。

コロナみたいに突然感染病が流行したり…

急性の病気になっちゃうことも…。

『がん』っていう病気になったからこそ、家族への感謝の気持ちも素直に伝える時間ができたりするのかな…
（私はまだまだだけど…）

好きな魔法の言葉は『大丈夫』
がんばらなくていいから、考え過ぎずにさりげなく生きていきましょう

じゃあまたね

以前に書いた記事

『免疫力をアップするには。』も読んでね

（自由に外食、お買い物、映画や旅行、LIVEに行ったり、スポーツを楽しんだり…。

昨日WOWOWでサザン 12時間LIVE無料放送観た

めっちゃ良かった

免疫力アップできた

だけど、やっぱ実際に臨場感味わいたい

絶対もっと免疫力上がる

多くの人がストレス解消、免疫力アップできるように早くコロナが落ち着きますように…）