立て続けに
父と母を見送り
気が抜けてしまったのか
それともこの寒さと
天気のせいなのか
今日はなんだか
ぼんやりとしている
古屋サマンサです
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書いたように
父はとてもオシャレで
美意識が高い人でね
すごいなーって
思ったのは
83歳になっても
入院する間際まで
育毛剤を使っていた
と聞いたこと
それを聞いてほんと
びっくりしたわ
これが50代とか
60代ならまだともかく
もうほとんど
髪がなくなってきていて
80歳も過ぎんだから
もういいんじゃない?
なんてわたしは
思ってしまうけど。。。
父は嫌だったんでしょうね
父より25日前に
亡くなった81歳の母も
父と同じで
緩和ケア病棟のベッドで
「あっ、注文した
化粧品が届くから
あなたが代わりに
使いなさいね」
なんて言っていたくらい
最後の最後まで
美容に気をつかう
ひとだった
病室にはこの
オイルが置いてあり(高っ!!)
具合が悪くなって
入院するまで
造顔マッサージを
毎日やっていたらしい。。。
父も母もお洒落で
美意識が高く
しかも何歳に
なっても諦めない
そんな人だった
わたしはそんな両親の
血を引いているかしら?
52歳のわたしは
そこそこ
お洒落もするし
小綺麗でいたい、と
いう気持ちはあるけれど
父と母ほどでは
ないような気がする
病気になったり
年をとったり
しかも余命宣告など
受けようものなら
もう自分の見た目など
どうでもよくなりそうな
気がする
あっ、でもやっぱり
似てるのかな‥
一昨年「乳ぽん」と
診断された時に
一番嫌だったのが
抗がん剤で
髪が抜けること
そして
胸が変形すること
だった
「死んじゃうかも!」
なんていう怖れより
自分の外観が
ひどく変わって
しまうことが
一番恐怖だった、、、
命が数年たとえ短く
なってもいいから
再発のリスクが
残ってもいいから
髪も胸も
守りたかった。。。
結局、その望みは
叶ったけれど。。。
あれ? やっぱり
そういうところは
父や母に似ているの
かしらね(笑)
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