「じゃあ、1ぷんだといくら?」
「うーん、計算してみないと
わからない」
「1ぷんだと
100えんでしょ!
「おおっ~なるほど~」
数字はスパイの
暗号にしか見えない
片手に触るだけで
3分で1個の
心のブロックを解除する
マインドブロックバスター
古屋サマンサです
いえね、息子に
10分千円カットの
お店に行こうと提案したら
1分幾らなのか
聞かれたんですの
で、冒頭の会話ですわ
おほほほっ
ええ、笑ってごまかすしか
ありませんわね
いまとなっては
金平糖キッズの
5歳の息子の方が
わたしよりよっぽど計算が得意
そんな息子に
答えを教えてもらっている
サマンサは
この間ATMで
お金をおろして
あることに気が付きましたわ
「あれ?なんか
増えた感じがする」
そう、わたしにとって
口座の残高は
「惚れた腫れた」ではなく
「増えた減った」程度の認識
で、増えた残高を見ながら
なんだか不思議な
気持ちになったんですのよ
「なんで増えたんだろう…」
あっ、そこのアナタ
いま、「フンっ!」って
鼻で笑ったでしょ?
「フンっ!」って
言っときますけれどね
いくら数字が暗号に見える
サマンサだって
残高が増えるのは
夫の給与が入ったからだって
わかりますわ
夫の給与が振り込まれた
↓
口座の残高が増えた
そうこの図式はわかるんですの
でもね
一か月間夫が働いた
↓
夫の給与が口座に振り込まれた
↓
口座の残高が増えた
この図式が頭に
入ってないことに
気が付いたんですわ
「ああ、給料がはいったんだな」
とまでは気付いたとしても
「一か月間夫が働いた」
というところにまで思いが
及ばなかったという事実
下手したら
「ああ、給料がはいったんだな」
というところさえもすっ飛ばし
ある決まった日になると
残高が増える仕組みになっている
そんな風にさえ
思っていたかも…
やっだーーーっ
もしかして相当
可哀想なんじゃないの?
うちの夫って!
今みたいに
銀行振込になる前は
お父さんが
「はい、母さん。今月の給料」
何ていいながら、
茶封筒に入った現金を渡して
それを受け取った奥さんは
「今月もお疲れ様でした」と
言いながら、いそいそと
普段より2~3品おかずの多い
夕食を出す
さらにさらに時代を遡れば
男がが狩りで仕留めた獲物を
肩に担いで持って
帰ってくるのを
お腹をすかせながら
女と子どもはじっと待つ
そんな時代であれば
妻も子供も自然と父親に対して
尊敬の念を持ったでしょうに…
それがいつの間にやら
獲物が現金に変わり
現金が薄っぺらい
給与明細に代わり
今や給与明細さえも
ペーパレス化されてしまっている時代
よっぽど意識しないかぎり
夫が一ヶ月間
働いてくれたお蔭で
残高が増えるんだっていうこと
忘れてしまいませんこと?
それにわたしったら
「夫たる者、家族のために働いて
お金を稼いでくるのが当然
その代り、妻は家事をして育児をする」
そんな風に夫や自分の
おでこにラベルを貼っていることに
気が付きましたの
そう、この絵本を読んでね…
3びきのかわいいオオカミ |
これはだれでも知っている
『3びきのこぶた』のお話を
とても素敵にひねった絵本
オオカミはいつだって悪者で
羊やこぶたはいつも被害者
そんなラベルを引っ剥がして
お互いを入れ替えてみたら…
いやいや、すごいわ
こんなお話になっちゃうなんて
私たちもついつい無意識に
自分自身や周りの人に
色々なラベルをペタペタ
貼ってしまっていますでしょ?
時にはそれを一度ひっ剥がして
眺めてみると
今までとは違った景色が
見えるかもしれませんわよ
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