こんにちは、オーストラリアの天然主婦、マダムせいこです。
久々のブログ投稿、私の隠れファンの皆様、大変お待たせいたしました。
ネタは多いけど、書く時間が追い付かない、なんて。。
言い訳は進歩の敵!と故人、野村監督が仰ってましたが、本当、いつになれば進歩するのか?
それはさておき、今日は私にとって記念すべき第一歩になるはずだったんです。。
と、さらりと過去形。。(笑)
今日からコーヒー(カフェインフリーも含めて)を断つ日だったんです。
まず、朝起きて、今日からお紅茶にはちみつ豆乳を入れて、いつもと違うルーティンに!
いやぁ、意外においしいし、おなかも心も満足。
今日はいけるぞ~!!と意気込んで、サクサクとお弁当も作り、家事もこなし
週に2日通ってる、英語の学校に到着!
始業は8時半だけど、子供を学校に送り出して到着するので、毎回社長出勤してます!
何か(笑)
遅れたけど、授業もなんなく受けて、1限目の休み時間がやってきました。
先生の「コーヒーブレイク~」の合図を聞くと、朝の私の決断が何もなかったかのように
忘れ去られる。ここで昨日までのルーティン通りに動く私。
校内のカフェに、速足で歩く私。。心の中で言い訳するもう一人の自分。
いやぁ、ハードルさげればいいんじゃない!校内のカフェは二つあって、私が向かったのはカフェインフリーのコーヒーを提供する、外から校内でコーヒーや食事を提供するカフェ。入るなり、長打の列。。。
まぁ、でもここはちゃんとしたバリスタコーヒーだし、長打の列でも、早く私の番が来ると見込んで。。。だがこれが、実は運命の分かれ道だった。 私の前の二人組のイスラム系の女性達が、コーヒーをオーダーするのに5分以上かけてるでは、ありませんか!!
あまりにも、やりとりが長いので、私の後ろにいた、先生らしき女性が列から外れて店を出た。私も、その光景をみて、
心の中で「そうだ、今日からコーヒー辞める!って決めたのに、出来てない自分がいるから。この列を出て、クラスに戻れってことね」そう思って、カフェを出た。
実はカフェの隣は、将来カフェで働きたい学生がトレーニングで働く、もう一つのカフェなんです。
だから、全部安いんです。ただコーヒーにカフェインフリーがない!!
多分、私はこの学生カフェの前を通りすぎて、初日をコーヒーフリー達成すると思いきや。
学生カフェに並ぶ、クラスメイトを発見。ほんの5秒もしないうちに、私はカフェイン入りのコーヒーをオーダー。
その待ち時間に、ベトナムからのクラスメイトのフォンと立ち話。
来週で今学期も終了し、二週間後には、またクラスが再開するが、彼女は
ホリデーでベトナムに帰国するため、来学期は来ない。
その事を知ってたので、ホリデーで帰るなら、家族に会えるよね、とか
どのくらいベトナムに帰ってないの?とか 彼女より20歳も年上の私は関西のおばちゃんのように質問攻めをしてしまった。。はい、今年50歳になります。(笑)
フォンと会話をしてるうちに、私も彼女もオーダーしたドリンクが出来上がる。
コーヒーを前に罪悪感すらない私。まぁ、明日からスタートすればいいか!
朝一番でコーヒー飲んでないし、そんな感じ。
ドリンクを飲みながら、クラスメイトと話しながら、クラスへ向かうと
何か、言葉を濁したように、彼女から「あなただけに言うけど」
そのあとの様子が少し、おかしかった。目頭が熱くなって涙ぐむ彼女に
感覚で、何かあったと悟る。こんな時の私は、とてもまじめだ。
「日曜日にお母さんが天国に逝ったの」といってポロポロと大粒の涙が
彼女のほほに流れる。涙もろい私は、ここでもらい泣きをする。
言葉がでない、ただ彼女の背中をさすり、下を向いて教室までむかうと
その後ろから、クラスの先生が私たちの声をかけてきた。
私は冗談で「先生、私たちのことストーカーしてたでしょ?」って言って少し
笑わせたけど、フォンだけは、渋い表情。
先生もフォンの暗い表情に気づいたから
思わず、先生にフォンのお母さんの事を口走った。、
さっきとは違う、本当に小さな子供が大声で泣く泣き方にかわっていった。
彼女の小さな体が大きく揺れていた。
本当にすごく、辛くて、だれも言えず、泣くのを我慢してたんだと思う。
クラスの中で、休み時間を過ごした他のクラスメイトにまで、それが伝わる。
続々と、クラスメイトがフォンを心配してクラスから出てくる。
私は何も言えず、クラスに入った。
私の自分の意志の弱さの行動が、フォンを少しでも癒せたなら
そんな最高の日はないと思う。
今日はしんみりのブログだけど、明日こそは、コーヒー飲まない~!
断言しておきます(笑)
珍しく、長く、写真もなにもないけど、最後まで読んでくださりありがとうございます