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やはり気になる放射能
このままで大丈夫?

今回の都知事選挙、街頭演説を見ている限りは細川さんがかなり人を集めている。
ただし自民の組織票などの分はそういうことに現れないので、開票どうなるのでしょうか。

ここ1.2年普段私が感じるかぎり、今までこういうときに自民党にいれていた人達がちょっと変わり始めているようだ。
特に子供時に終戦を体験している今70代とかの世代が、右傾化を非常に心配しているのを感じている。
戦前の全体主義を教育され両方を知っている世代だ。安倍さんはそのつもりがなくとも
抑止力、ストッパーとなるものを外して、果たしてその後に首相に担がれる人が誰の意向で運用するのか
常に平和的にコントロールできると思っているのだろうか。
そんなことできるのな戦争は起こらないでしょ。いわゆる軍産の力がどれだけ強いか。

そうなこともあり、争点は脱原発を掲げる候補に、右傾化をストップという気持ちも入っていそうなのです。
東京は特殊な都市で、地方とは産業構造も違うが、"兎追いし彼の山…"のフレーズに日本の元風景を思う人達は
意外と多いのだ。原発でも戦争でもそういうものを壊したくないし、もちろん他国の物も壊したくない。
福島のことを思うと心が痛いし、また再び原子力で作られた電気を使うのにも心が痛む人が多いのだ。

この感覚が普通の日本人であると思うし、まだそういう人間性が残っているということだ。

経済という言葉は、確か経世済民、お金のことではなかったのだが。
最近は正当化の口実に使われている。経済優先。
そしてじっくり考えない、考える時間なくして次から次へ、大事なことほど早急すぎる。

震災以降、結構若い人たちもきちんと考えを巡らせているようだ。
私達はどういう民族で、どういう環境が望ましいか、どんなものを大事にして行かなければならないか
世界標準、経済、簡便さ、そういうものを受け入れるときにちょっと我慢して
大事にして行かなければならない事とは何か。