彼女がアナルへの愛撫に対して、
普通とは違った悦びを感じる事を知った頃、
もちろん、アナルセックスを経験する前の話。


アナル・・・・・試してみるとなると、
私たちは、すぐに何も知らない事に気がつかされた。
また、それは知らないからこそ私の中に、
妄想的な性欲を膨らませてくれた。
きっと、彼女の中にも不安と恐さ、
それとアナルを愛撫された時の感覚が混じりあって
それなりに妄想的な刺激を感じていたんだ思う。


そんな時、彼女がネットで見つけた情報の一つに、
実に摩訶不思議なものがあった。
女性の尿道に綿棒を差し込んで刺激する・・・
呑みながら聞いたその話は、
私たちにとって半分笑い話ぐらいのものだった。


実を言うと、女性の尿道口が何処にあるのか、
まじまじと見たことが無かった私は知らなかった。


まあ、それで感じる事は無いだろうと思いつつも、
おふざけ半分、ホテルに行く道筋で見つけたコンビニで
私は綿棒を買ってみた。


後になって彼女に聞くと、ベビー綿棒なるものがあり、
それが使われるらしかったが、そんなこと知る由も無い私は
普通の綿棒を何の疑いも無く買ったのだ。


彼女もまさか私が綿棒を買うとは思ってなかっただろう、
呆気にとられながらも恥ずかしがる彼女。
ホテルに着くと、せめてもと私は彼女に目隠し、ベッドに寝かせた。
そして、両手と両足をそれぞれに大きく広げて縛りつけた上で、

何も見えず、体の自由を奪われた彼女に対し、
私はわずかに触れるぐらいの指先の刺激から始めた。


彼女を少しでも悦ばそうと、

シチュエーションを考える私の意に反して、

彼女の体はすでに敏感な状態になっていた。
愛液の溢れ出していた彼女は、

まるで綿棒という未知への妄想と羞恥心、

それに、縛られ逃げられないという切迫感に翻弄され

狂い始めているかのようにさえ感じられた。


私は目隠しをされ、様子の判らない彼女から一度離れると、
部屋の灯りを彼女に悟られないように明るくした。
それは私が女性の尿道口の位置を知らなかったからだ。


私は彼女のそこを左手の指で広げ、

溢れ出した愛液で綿棒の綿を充分に濡らすと、
彼女の尿道口にゆっくりと綿棒を差し込んでみた。


途端に彼女の口からは、アナルを刺激された時と同じような
激しい叫び声にも似たような、喘ぎ声が発せられた。


私は彼女の喘ぎに興奮しながらも、ゆっくり、深く差し込んだ。
まったく知らないからこそ、それは角度と深さを探りながら。


いったい何処まで入るものなのか、
危険を感じていた私は、2センチぐらいを残し挿入を止め、
今度は彼女の尿道口から突き出した綿棒の先を、
ギターの弦をそっと弾くように刺激してみた。
彼女は縛り付けられた体を捻り、激しい喘ぎ声を上げた。


それは多少のアルコールの入った状態での冗談半分だった。
しかし、結果的に彼女は予想に反して、

激しい悦びに身を震わせることとなったのだ。


たぶん、その頃じゃなかっただろうか、
彼女の悦び方を目の当たりにしながら、私の中に、
彼女が「M」なのでは・・・という思いが生まれ始めたのは。



                          Darling



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その綿棒を使うというものは、たまたま開いた

Mの女性のブログに書いてあったものでした。


自分の尿道口でさえ見たことがない私にも

まさか・・・としか思えませんでしたので、

返って冗談交じりに彼に話せたのです。


ところが・・・

彼が初めて綿棒を挿入した時から、

痛みも何もなく

いきなりざわざわとした感覚の後

快感となって私の中を駆け巡りました。


勿論、

彼の手によるものだという安心感や、

それまでの彼の愛撫と

ささやかれる卑猥な言葉により、

私自身淫らな気持ちと感じやすい体になっているからと

いうこともあるのでしょうけれど・・・


けれど、それ以降

彼は必ず私を抱く度に

一度は必ず綿棒を手にするようになりました。

その度に必ず私は、

その快感にあられもない声をあげてしまうのです・・・


                           samansa


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